近畿地方で待ちに待った梅雨明け宣言が発表された昨日、

コロナ感染者数が全国で1,500人を超え、

沖縄県や岐阜県では独自の緊急事態が宣言されました。

漠然とした不安が募る日々ですが、行動規制がこの先厳しくなる可能性もあり、

2年に及んだ『東海道五十三次ウォーク』の最終日を昨日にしました。

 

早朝、宿泊していた京都市内のホテルを出てJRで草津駅まで。

時刻はまだ午前6時半。天気予報は最高気温32℃、午後には雷雨?

一応傘は持ちましたが、できれば使いたくありません。

急ぎ前回の終了地点、中仙道と東海道の合流点へ向かい、曇天の下、リスタート。

 

 

 

草津宿本陣、脇本陣の並ぶ通りを一路、京都へ。

旧道は歩道の無い狭い道ですがまだこの時間帯は交通量も少なく快調。

弁天池の向こうには青空も見えてきました。

ふたつの一里塚を越え、瀬田川を渡る頃、ちょうど通勤通学時間帯に。

児童に混じって父兄の誘導する交通安全旗に従って道路を横断(笑)

瀬田唐橋では水位観測所の設備を見る事が出来ます。

 

 

 

京阪、JRの石山駅を過ぎると琵琶湖が最も近いエリアに。

せっかくですから琵琶湖に寄り道、コンビニで水分補給と小休憩。

 

 

 

再び歩き始めて陽射しが痛いなぁ~と思った頃、「大津宿」到着。ここまで15km。

宿内の「札の辻」、ここで東海道は二手に分かれますので、

メインルートの逢坂越えへ。

頂上部には「逢坂山関所」、すぐ近くには『う』の老舗「かねよ」さん。

残念ながら今回は時間が早過ぎましたので素通り・・・

国道1号線、名神高速、京阪京津線が並行して走る道を進み、

やがて四宮、山科の駅前を過ぎると、

いよいよ東海道最後の峠、「日ノ岡峠」。

 

 

 

急坂を登り鬱蒼としたエリアを過ぎると、ふいに下り坂。

ここからは浄水場、南禅寺、都ホテルを過ぎて一気に街中へ。

目指す三条大橋の交通案内も出てきました。

もうすぐ。

焦る気持ちを抑えて、

増えてきた観光客とすれ違うたびにマスクの口元を抑えて進みます。

御所に向かい土下座する高山彦九郎正の像の先、

三条交差点の先には三条大橋

渡った先にはマスクをした弥次さん喜多さん像。(↑)

草津宿から25kmでした。

 

 

 

江戸日本橋から約496km、延べ20日、休日を利用して約2年、

時間はかかりましたが充実した東海道五十三次ウォークも、これにて完結。

帰りは中仙道で江戸へ向かいますかぁ~笑