東京が除外された「go to トラベル」キャンペーン、
この4連休直前に都知事から不要不急の外出自粛と言われても、
休日の予定は準備万端、全て整ってしまっていて、
「ごめんなさい。静かに山に籠ってきます・・・」
そんな気持ちで連休初日、上野始発の北陸新幹線で一路、長野へ。
ここで仲間と合流して目指すは「火打山」。
火山の様なネーミングですが火山ではありません。
そぼ降る雨の中、標高1,300m笹ヶ峰登山口で協力金@500を支払い登山開始!
黒沢橋を渡るまでは木道の穏やかなルートを1時間ほど進みます。
静かなブナの原生林を進むと「白州」が飲みたくなります(笑)
そして橋を渡ると始まる急登「十二曲り」。
息を切らしつつ、途中で足を止め息を整え、再び登って。
その間も雨は強くなったり弱くなったりしながら降り続きます。
急登を終えると標高は1,790m、ここまでおよそ500mを登りました。
今日の目的地、高谷池ヒュッテまではあと標高差300m。
ここで雨合羽を脱いで妙高山との分岐「富士見平分岐」へ。
急登は無いものの、今度は泥と玉石との戦い。
気を緩めると足元がズルッと滑ります。
玉石の上を撥ねる様に進みますが、泥と雨でぬるぬる・・・
緊張の連続で分岐を過ぎたころ、目の前に小さな湿原が広がります。
よし、ヒュッテは近い!
登山口から3時間、午後12時過ぎに高谷池を望む高谷池ヒュッテ着。
ヒュッテ前にはCNNが選ぶ日本の絶景31選の景色。
生憎の雨模様の天気で、目指す火打山山頂は雲の中。
今日の登頂は諦め明朝に期待して、まずはチェックイン@8,500。
幸いにもまだ木の香りが残るヒュッテ新館。
しかもコロナ対策でビニルシートでひとりずつセパレートされた空間。
3密を避けるため宿泊人数も少なくしていて、これはこれで快適。
あっ、もちろん館内はマスク着用でした。
昼食を取り、ひと休みしても雨は止みませんでしたが、
夕刻、ヒュッテの外が騒がしいな~と思ったら、
ふいに雲が取れて火打山がその姿を現しました!(↑)
残雪を纏った端正な山容、、、うん、これは美しい♪
仲間と缶ビールを飲みながらの語らい、、、
そして簡素な夕食はカレー、コロナ対応のようです。
寝室フロアは20時消灯、全館21時消灯。
明日の朝の天気に期待してシュラフの中へ・・・おやすみなさい。