小樽点描

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小樽の町へ来たのは5年ぶりだ。
前回は寒い寒い冬の時期だった。
電車で小樽駅のホームに降り立った瞬間、全身に刺さる寒さに身体が萎縮した。
駅のガラス張りの扉を押し開けると、
客待ちタクシーの車列が雪に霞んで見えた記憶が甦る。
休む間もなく観光をする間もなく仕事に奔走し、その日の遅い電車で札幌へ移動した。

今回、時間の拘束はない。
気ままに運河沿いや観光客で溢れるエリアを歩く。
北国の低い太陽の陽射しが心地良かった。
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