チン・シウトンアクション担当。
手塚治虫原作。
Mr.Children(フェイク)音楽。
妻夫木聡、柴咲コウ、瑛太、原田美枝子、杉本哲太、麻生久美子、土屋アンナ、劇団ひとり、中村嘉葎雄、原田芳雄、中井貴一出演。
試写で行ってきましたっ新大阪のところで、開演2分前の滑り込みセーッフ
あの辺はよくわからないですね
最初の司会の女の人、夜の映画の番組やってる人だったそんなに有名じゃないけど、芸能人とはいっぱい接触してる人だね。ちなみに、伝説のhiropoo映画日記
のhiropooさんから試写のはがきを頂きました
hiropooさん、ホントありがとうございまぁすっ
ちなみにどろろって、関西ではオリバーの“どろソース”でタイアップしてるんだよね(他のところはしらないけど)。で、入るときホンマに“どろソース”配っていらっしゃいました
笑
『どろろ』ですが、去年から一番注目していた邦画でもありやす。『アンフェア the movie』の宣伝も始まる前にやってたけど、やっぱりブッキーと柴咲コウ主演であり、20億円をもかけて作られた本作に、一番期待を寄せていた感MAXでしたよん
原作のマンガの方は全く読んだことがないんだけど、題名が男の“百鬼丸(妻夫木聡)”でなくて、“どろろ”ってのがまたニクイねちなみに“どろろ”って、語尾が下がると思ってたら、どっちかというと上がるんだね
意外に知らない人も多いんでは
塩田監督は、『黄泉がえり』、『この胸いっぱいの愛を』などを手がけた監督。この作品が、アメリカをも含む世界各国での公開が決まっているから、名前が有名になるといいね。いい方向でねこの日本的なアクションが受け入れられるといいね~
二人に名前はなかった。でも互いに名前を付け合った。その名は、百鬼丸・どろろ
両親の仇討ちの旅をする「どろろ」と、自分の身体を再生させるために魔物を倒す旅をする「百鬼丸」の物語。
過去であるか未来であるかわからない年齢不詳の荒廃した世界。
どろろ(柴咲コウ)は男装をして盗みを働きながら、両親の仇討ちの旅を続けていた。そんなある日、砂漠の街でどろろは百鬼丸(妻夫木聡)という男と出会う。
その時だった。魔物が突如出現。だが、百鬼丸はひるむことなく、左手に備わった妖剣で魔物をいとも簡単に倒してみせる。すると、なんと、ひざから新しい足が生えてきて ・・・。
じつは百鬼丸の身体にはある秘密がある。父 ・醍醐景光(中井貴一)が強大な力を手にするために、わが子である百鬼丸の四肢や目耳鼻口など身体のあらゆる部分を48体の魔物に捧げてしまったのである。百鬼丸はすべてを失い、まるで泥のかたまりのような姿で生まれてきたのだった。
そして、現在、百鬼丸が生きられるのは医師 ・寿海(原田芳雄)が作り物の身体を授けてくれたおかげだった。百鬼丸は本当の身体を取り戻すために、48体の魔物を追い求めているのだが ・・・。
こうして、どろろは百鬼丸と旅をともにすることになる。果たして二人はそれぞれの目的を成し遂げることができるのか・・・。(引用)
中井貴一が出ているのは知ってて、CMとかでちらっと見ていた印象では『陰陽師』みたいなのと同じような雰囲気だったら嫌だな~って思ってたんだけど、なかなかよかったかな
話の内容・雰囲気が違ったのもあったとは思うけど、やはりさすが!!って感じで
びっくりしたのが劇団ひとり。出てきたとき、ちょい口元が緩んでしまったんはなんでやろ笑 でも彼はなかなか役者としてもいい感じだよね。小説でも去年は凄かったし。出番は最初だけやったけどね
笑
百鬼丸はもちろん自分の身体、48個のパーツを取り戻すために48匹の妖怪を退治していくんだけど、最初のクモ女!?気色悪かったぁぁ
ちょいと町・年代には合わないようなフラダンス、を売りにしている酒場が舞台なんだけど、そのフラガール(笑)のうちの一人が百鬼丸の狙いの妖怪のうちの一匹(クモ女)なんだよね。最初の格闘シーンなだけにハラハラドキドキ
で、その現実とは思えぬ光景にたまたま遭遇してしまったのが、どろろだったんだ
百鬼丸が妖怪を倒したら“血”が飛び散るんやけど、そのシーンがホンマにおもろいから、それは是非映画館で
笑 会場のみんなかなり、笑ってました。僕もあれはさすがに笑ってまうわ
これがアメリカとかの外国の方たちの目にはどう写るんだろうか
と、ちょっと考えていたところでもありました。
で、百鬼丸が自分の身体を取り戻していくなかで、僕が一番好きだったシーン(パーツ!?笑)は、ノドボトケ目を取り戻したときの爽やかな感動もよかったんだけど、百鬼丸とどろろの二人が雨の降りしきるなか、ふたりで名前を叫び合ってる姿がなんとも言えず、愛らしかった
ほんとにお似合いな二人だね
(僕二人とも好きなんで
)
柴咲コウも、いつもと違う、ある意味かなりはっちゃけてる性格の役だからこれまた新鮮。
自前の小さな太鼓をたたきながら、『~~のこととは、おいらのこったい』って言う姿が印象的だったね
そんで、百鬼丸の弟役として出ていた瑛太もなかなかよかったよ~
まぁ、この3人(ブッキー、柴咲コウ合わせて。)は大好きなドラマ『オレンジデイズ』メンバーでもあるからね
主役級のにはちょっと合わない感を感じてしまうけど、こういう役柄だとすんなりこっちも合わせれちゃう。知らなかった兄弟、どうなってしまうのか??といったところかな
まぁそんなひっぱるようなことじゃないけど。。
土屋アンナって演技上手いんだね!登場シーンは劇団ひとりより短かったかもやけど(笑)、あの迫真の演技・声の出し方はなかなかのもの。
で、やっぱり本作の見せ場の一つでもあるのがやっぱり“アクションシーン”
半月前からこの二人はみっちり修行を受けていたらしい。100(10?笑)メートルものワイヤーアクション、そこにCGやらを組み合わせての妖怪退治シーンは、どれもやっぱり見入ってしまうもの
そこにどろろへの血しぶき
笑
最後は、やはり憎き父との対決が待ってるんだけど、その結末は言わないでおこう。ただ、周りの背景やら音楽やらが少し殺風景な感じもしたラストシーンなのに、盛り上げていかないのか??って思わせられたのは確か
ただ、最後の終わり方が続編を期待させるような、させないような微妙な終わり方だったので、しみじみ感を残したかったのかなでも続編を出すのは難しいだろうね。この二人の今のスケジュール的にも。
この不思議な世界・時代の雰囲気を出すためにわざわざニュージーへ行ってのロケ。そしてキャストの服装や、建物。。すべてに、“この映画を作る!!”っていう気が伝わってきました百鬼丸の一番最初の服装が、結構お気に入りだったりで
さすらいの放浪者
・・・みたいな
笑
あと、今回観た試写のホールの音響のせいなのか、座った席が悪かったのかはわかんないけど、声が日本語にも関わらず聞きづらいところが多かった。(オジサンのセリフ中心
笑)
んで、エンディングは大好きなミスチルだったんだけど、なんか合ってなかったな~一旦映画が途切れてから、フェイクの前奏って感じだったし。言い方悪く言えば、よし帰ろう!!っていう気にさせるような感じもしたかな。。みんなはどう感じたんだろうかね
公開は1月27日。内容を抜きにしても、今年の邦画の目玉であることは間違いないでしょう是非、劇場で観てくださいね~
☆評価☆・・・3.9