水曜日の夜。




私はすごくイライラしていた。




そして、

今すぐにでも仕事を辞めたいと思った。




この日は安定剤を飲んで眠りについた。




朝起きて、

昨日のあれはPMSのせいかと気づいた。




PMSの原理まだ科学で証明されていないそうだが、

私はこう思った。




女性ホルモンは命を育むために必要なホルモン。




PMS中にイライラしたり、絶望したりするのは、

命の根源に触れるからなんじゃないかと。




命は「生死」でひとつ。




生み出そうとするエネルギーが働けば、

死のエネルギーも働く。




死は不安だし、絶望すると死にたくなる。




だから命を生み出そうとすることは、

不安や絶望も生まれるのだと。




また、

PMS 中に感情が爆発するのは、

宇宙で言うところの

ビックバンなんじゃないだろうか。




何かを生み出そうとするという時には、

それぐらい莫大なエネルギーが動く。




女性の体は常に生死と向き合い、

生死のエネルギーを蓄えている。




そしてそれに耐えられるぐらいの

精神の強さも持っている。




とは言えど、

PMS中、そんなことは冷静には考えられないもの。




でも一瞬でいい。




自分の存在を肯定してあげよう。




「私は可能性に満ち溢れている」

「私はこの世界に存在するに値している」




そして、自分を許してあげよう。




刺激のない優しいものを食べたり、

ハーブティーなどを飲んだり、

湯船に使ったりして体を温める。




アロマなどお気に入りの匂いを嗅いだり、

優しいものに触れたりする。




​PMS中に感じる壮大なエネルギーは、

毎月の自己浄化であり、生命力の証。




PMSは「世間の時間」ではなく「自分の命の時間」。




​命の根源に触れているからこそ辛い。




だからこそ、

優しく自分の命に寄り添ってあげよう。




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