これまで見てきた朝ドラの中で、
今やってる『虎に翼』は、
私の中で上位に入る作品だ。
はて?
といちいち疑問に思うのがいい![]()
そんな『虎に翼』を見て、
忘れたくないと思うことがあったので、
ブログに残すことにした。
主人公の佐田寅子は、
再婚して星寅子になることに
違和感を持っていた。
佐田寅子として築いてきたことが
崩れるような気がしたから。
寅ちゃんの旧姓は猪爪だけど、
猪爪から佐田になったからと言って、
それまでのことは壊れたりはしていない。
だから、
星寅子になっても変わらないはずなのに、
寅ちゃんはスッキリしなかった。
また“あれ”だと思った。
肩書き問題。
今年に入って、
肩書きはその人の良さまで左右しない
というブログを書いてきた。
そのとおりで、
寅ちゃんが猪爪だろうが、
佐田だろうが、星だろうが、
寅ちゃんの良さ、過去の努力までは
左右しないし、壊れない。
それは私たちも同じ。
どんな私でも、私は私
何か肩書きを付けて、
別の自分になろうとしても、
私は私なのだ。

もうひとつ。
寅ちゃんの上司・桂場さん。
桂場さんはあんこが大好きだ。
甘味処「竹もと」では、
寅ちゃんのお友達・梅子さんが働いていて、
梅子さんは先代の味を引き継ぐことになり、
常連の桂場さんに味見をお願いしていた。
だけど、
桂場さんはなかなかOKを出さない。
なぜそこまで竹本のあんこにこだわるのか。
それは桂場さん“だけ”の問題であって、
理解できない人に
理解をしてもらう必要はないのだ。
寅ちゃんも同じ。
佐田寅子へのこだわりは
寅ちゃん“だけ”の問題であって、
理解できない人に
理解をしてもらう必要はなかった。
だけど、
寅ちゃんは折れて、星寅子になろうとした。
そこに喝が入った。
折れて星寅子になることは、
自分も傷つけるし、
旦那様になる星航一さんも傷つけることになる
寅ちゃんのお友達の轟さんはそう言った。
これもまた、私たちにも言えることだ。
自分のこだわりを、
すべての人に理解してもらう必要はない。
理解できない人に
理解してもらおうとすればするほど
傷つくだけだ。
自分1人でこっそりと、
そのこだわりを楽しめばいいじゃないか!
こだわりを楽しむ。
なんて幸せなことだろう![]()
その幸せを自ら壊す必要はない。
こだわりは自分にとって大切な大切な宝物![]()
大切な人にだけこっそりと見せればいい。
そして見せられた人は、
否定せず、認めてあげるだけでいいのだ。
私も過去に、
自分のこだわりを理解してもらおう
と一生懸命になったことがあった。
理解してくれない人を途端に悪者扱いした。
そうじゃなくて、
私が自分のこだわりを大切にしていれば、
私だけが追求して楽しんでいれば、
私が幸せなんだから
それで良かったんだと気づいた![]()

こだわりは時に、
自分を束縛してしまう。
でもそれはサインでもあると思う。
そのこだわりを取り払えば、
もっと自由になれるよ!
そんなサイン。
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最後までお読みいただきありがとうございます![]()




