週末に見た映画。



マッチョなオカマ・ゴンママと、

同じジムの仲間たちとのお話。






 
 
少しネタバレになってしまうが、、、



ゴンママは秒針の音が恐くて眠れないことがある。



こんな強そうな体をしてるのに?



ジムの仲間の1人、センセーは
車の中で大声で叫ぶほど何かを我慢していた。



こんな立派な先生なのに?



見た目や肩書きじゃない。



考えてみれば、生まれた時、
どんなに立派な人だって、
大きな声で泣いている。



ありのままの姿で。



見た目や肩書きは後から付くもの。



センセーは歯科医師だけど、
ジムに行けば1人の人間。



ジムに行ったら、
歯科医師なんて肩書きは何の効力もなさない。



人間であることの方が大事なんだ。



人間なんだから、泣いて怒って笑って良し。



なんのために喜怒哀楽を持って生まれてきたの?




表現するため。




隠すためならわざわざ持って生まれてこない。




わざわざ無理に出す必要はないけど、

自然に溢れ出た時は我慢しなくていい。




悲しい時は喋らなくていいの

泣けばいいのよ




ゴンママの言葉はまさにそれだと思った。




ゴンママは本当にいいことを言う。




その他にも心が動いたのが「阿吽」の話。




サンスクリット語の

最初の音「a」と最後の音「n」を

漢字をあてたものらしいけど、

日本語も同じ。




五十音も「あ」で始まり、「ん」で終わる。




私たちが語ることはすべて

「あ」と「ん」の中にある。




どんなに多くを語っても

「あ」と「ん」を超えることはない。




私たちの人生はすべてこの中にあり、とても一瞬。




多くを語る必要はない。



人は誤魔化したりする時に言葉が多くなる。



センセーもそうだった。



本当は悲しくて仕方ないのに
それを隠すように口数が増えていた。



だけど本当は、
「悲しい」って涙を流すだけでよかった。



なるほど電球



やっとこの映画のタイトルの意味がわかったかも泣き笑い



本当に伝えたいことはささやく程度なんだ。



この映画は後からぢわぢわくる心温まる映画だ。



原作買ってみようかな。



 

 

 

 

 

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