夜、眠る時、時々だけど、
胎児のようにくるんと丸まって
眠ろうとする時がある。
気持ちは子宮の中。
子宮の中はきっと程よくあったかくて、
たくさんの愛を受けて守られていたのだろう。
私も胎児の頃は、
あの母親に全力で愛されていたのかもしれない。
だけど、あの母親のお腹の中にいたなんて、
ちょっと考えられない。
考えたくない。
信じたくない。
ていうか、
何も無いところに人間の体ができるなんて、
ほんと不思議じゃない?
精子と卵子が受精したにしたって、
オタマジャクシと卵が合体して、
なぜ人間の形になるのだろう。
世の中はそれを神秘というけれど、
よーく考えてみたら、
不思議を通り越して気味が悪い
と思ってしまった。
表現が悪くてごめんなさい![]()
そしてその無から有が出来上がる臓器、
子宮を自分も持っているのだと思ったら
何だか恐くなった。
私は出産の経験がないし、
これからももうないけれど、
自分の中に人間が入る臓器があるなんて。
人はそれをやっぱり神秘というし、
幸せというだろうけど、
私は何だか恐ろしいと思ってしまった。
しかも、老若男女問わず、みんな無から有となり、
人間の中で育って、生まれて今ここにいる。
子宮って一体何者?
みんな考えたことある?
今ブログを見ているこの体。
無かったんだよ?
だけど、精子と卵子が受精して、
この形にゆっくりと成っていった。
私たちは一体どこから来たのだろう。
両親から少しづつ、祖父母から少しづつ、
曾祖父母から少しづつ、ご先祖さまから少しづつ。
少しづつ少しづつもらって、今の形に成っている。
思考と心はどのタイミングで体に入ったのだろう。
思考は脳ができたタイミングかもしれないけど、
心には器はない。
どのタイミングで心が体の中に入ったのだろう。
心はどこから来たのだろう。








