前々から、
寝るのが恐いとは思っていた。
悪玉コレステロールが高いと、
心筋梗塞や脳梗塞の可能性も…
と言わわれてたから。
だけど、
寝てる間にぽっくりと逝った
弟のことを考えると、
今まで以上に寝るのが恐くなった。
朝は来るのかな。
愛猫におはようって言えるのかな。
今朝、陽の光を感じられた。
朝を迎えられた。
愛猫におはよう♡って言えた。
1日が始まった。
なんてことない、
今までと変わらない日常。
今までは1日が始まるのが憂鬱だった。
だけど、これからは違う。
1日が始まることは、
けして当たり前じゃない。
同じ遺伝を持っている
という条件だけ見れば、
ぽっくり逝くのは
私でもおかしくなかった。
そう思ったら、
目の前のものの見方が変わった。
目の前に広がる光景も当たり前じゃない。
私はこれからこうやって、
生きていくのかもしれない。
生きていかなきゃいけないんだ。
私の今日は、
弟の見られなかった明日だから。
そして、
もしかしたら私が見られなかった
明日だったかもしれないから。
ふとあゆのRED LINEという曲を思い出した。
思い出してみて 絶望を感じたら「キミが諦めようとしてる今日って日は、どこかの誰かが 諦めたくなかった明日。」なんだって事とその手を僕が 強く強く握っているって事を
浜崎あゆみ「RED LINE」より引用
突然死というものは、
誰にでも突然訪れるもの。
そして、
一歩外に出れば危険はたくさん。
私たちは常に死と隣り合わせ。
1秒先だって、
誰も生きることを
約束はされていない。
毎日を大事にして
生きていかないとね。
大切な人に、
おはよう、行ってきます、
ただいま、おやすみ、
ありがとう、大好き♡
と言えるように。
