鹿児島に住む友人から
たくさんの贈り物が届いた。







友人とはmixiで知り合い、
推し友だ。



出会ってかれこれ15年になる。



その長さに改めて驚いた。



というのも、
私は人と長く付き合えない。







悩みだった。



私の父は転勤族で、
転勤族の割には
引越しは少なかったけれど、
やはり引越しの影響もあって、
私は物理的に友達と長く
付き合うことができなかった。






最初は、
幼稚園年長さんに上がる6歳の年。



その頃は、
引越しがどういうもの
ということはあまりわかって
いなかったと思う。






2回目は小学校3年生、
9歳の夏。



9歳にもなると、
仲良くしていた友達もたくさんいたから、
知らない場所に引っ越すのは不安だった。



ただ、
夏休み中ということもあって、
別れを惜しむこともなく、
あっさりと引越しをした。






3回目は高校1年生の秋。



いじめもあったけど、
小学校・中学校、7年も
同じ土地に住んでいたこともあって、
仲良くしてた友達は多くなっていた。



ただ、
父の転勤から3年を過ぎると
いつ引っ越しになるかわからず、
母はこの町から私を
絶対出す気でいたので、
どんなに仲良くしていても、
ずっとは仲良くできない
と心のどこかで少し諦めていた。



仲良くしていた友達のほとんどは
地元の高校へ。



私は6歳まで暮らしていた町の
高校に既に通ってたので、
何事もなかったかのように
引っ越しをした。



父の転勤で
私が引っ越したのはここまで。







私は生まれた町に戻ったが、
高校卒業とともにほとんどの同級生が
地元を出ていった。



私は地元で働いていたが、
私も転勤族になったので、
転勤をきっかけに25歳で地元を離れた。



Uターンをして帰ってきた同級生が多く、
すれ違いになった。




転勤で引っ越した先ではまた、
出会いがあった。



だけど、
いつかはお別れしなきゃいけない。



出会い、別れ、出会い、別れ…



仕方ないとは言え、
私は長く人と付き合えない人間なんだ
と悩んだ。



人と長く付き合えない私は
冷たい人間なんだ
とさえ思った。



それを物語るかのように、
私は引越しの度に
すごくあっさりとしていたから。



そんな私がなんと!



札幌に越してきて20年になった。







知り合いも友達もたくさん増えた。



冒頭で出てきた鹿児島の友達は、
SNSで知り合い、
遠く離れてるにも関わらず、
15年の付き合いになった。



出会い、別れを繰り返しながらも、
mixiのおかげで、
幼稚園の頃の友達と
年賀状のやり取りをするようになったし、
高校の部活で一緒だった友達は、
なかなか会えない割には、
あの頃より仲がいいかもしれない。



人との付き合いが、
数年の付き合いから
数十年の付き合いになってみて、
変わったことは何もなかった。



長さの問題じゃなかった。



本当にご縁があるか
どうかだった。



人生には出会い、
別れは付きもの。



出会い、出会い…
と出会い続けることはない。



出会い、別れてこそ、
空いたスペースに人が入ってくる。



長く人と付き合えない私は、
もしかしたら人よりたくさんの人と
出会えてるかもしれない。



それはとてもラッキーなことだと思う。







人から学ぶことはたくさんある。



私は誰よりもたくさん
人から学ぶ必要があったから、
この人生を選んだんだ!



私の命式のど真ん中、
「偏財」がまさにその証拠。







こういうことも、
誕生日は意味を含んでいる。



そして、
魂はわかって、
この人生を選んできている。



ほんと不思議だ。




最後まで読んでいただき、
ありがとうございました❤
 
 

 

 

 

 

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