一生結婚するつもりはない
国立社会保障・人口問題研究所によると、
そう答えた人の割合は、
男性で17.3%、女性で14.6%で、
男女共に過去最高となったそうです。
調査人数は18歳～34歳の未婚男女、
8000人弱なので、
人口に対してすごく参考になるのか
というとそうでもないのですが、
年々、結婚しない人生を
選択している人が増えている
ことは明らかな様子。
好きな人のお嫁さんになりたい
ありきたりですが、
子どもの頃の私の夢でした。
私の両親は、
すごく仲がよかったかというと
そういうわけでもなく、
特に私が小中学生の頃は、
毎晩のように喧嘩をしていて、
いつ離婚するんだろうと思うぐらい、
憧れるには程遠い夫婦でした。
だけど、
そんな姿を見ていてもなお、
好きな人と結婚したら幸せになれるんだ！
と私は疑いもしませんでした。
でも、現実は違いました。
私は約8年ほど結婚をしていましたが、
私は結婚をしたかっただけだったんだ
と今になってわかりました。
幸せな結婚生活じゃなかったのも当然。
離婚は然るべき結果だったと思います。
だけど、
離婚後、私はまだ
結婚したい欲がありました。
今度こそうまくやる！
再婚して幸せになるんだ！
そう思っていました。
だけど最近になって、
別に結婚しなくてもいいのかも
と思うようになりました。
結構前に、
結婚ってなんだろう？
と調べたことがありました。
大切な人と一緒にいたい
それだけなのに、
結婚という制度が必要なのか
疑問を抱き始めていたのです。
現在の日本の
婚姻制度が始まったのは
1898年(明治31年)。
明治民法の交付により
始まったそうです。
124年前。
意外と歴史は浅いですが、
私たちにとって婚姻制度は
絶対的な制度となりました。
124年の間に、
結婚することは当たり前、
結婚しているのが良し、
結婚は勝ち組など、
結婚優位の価値観が生まれました。
でも、
結婚して離婚してわかったのは、
結婚に絶対はないということ。
結婚をしたから
幸せになれるわけでもなければ、
愛情が長く続くわけでもない。
裏切られることもあれば、
暴力を受けることもある。
ただ、現代、
戸籍でつながっていないと
不自由なことがあるのは事実。
だから、結婚するもよし。
そして、
結婚していなくてもいいし、
結婚していなくても
生涯のパートナーがいてもいい。
大切な人と結ばれることを
誰かに(法律に)決めてもらう必要はない。
やっと、そんなふうに
思えるようになりました。
そう思えるようになったのは恐らく、
1人でも意外と困らず生きられているから。
私は他に家族もいないけど、
困ったら声をあげれば
助けてくれる人がいるはずだ
と信じているせいか、
年々、1人でいることに
不安が薄れていっています。
1人だと気楽だしね
その他に影響を受けているのは、
LGBTQの知人や、
籍は入れてないけど
お互いが夫婦として
認め合っている人生の先輩など、
自由に生きている人が
周りに多いこともあります。
そのおかげもあって、
結婚にこだわる必要はないのかも
と私もやっと思えるようになりました。
結婚しなくてもいい
というひとつの可能性が
自分の中に生まれたことで、
肩の荷がおりた気がします。
今は、
若い頃のような大恋愛は必要なくて、
この人と一緒にいたら楽しい
この人と一緒なら
もっと楽しい人生を送れそう
と思える人と一緒にいれたらいいなと思います。
あと、
人として尊敬できるのも、
私にとっては大切。
人それぞれ
結婚しない理由は違うけど、
人と人が結ばれるって
誰かが決めた枠に収まることじゃない。
これからはもっと
婚姻制度に縛られず、
人と人が自由に愛しあえる
時代となりますように。
そんな思いを込めて、
今日は結婚について
ブログにしてみました
