昨夜、レイキを流して、
魂に前世のことを聞いてみた。
以前にそれをしたら、
「むやみに覗かない方がいい」
と魂に言われたけれど、
前世のことを知って
今をよりよくしたいと思って、
改めて聞いてみた。
1歳1歳遡るように
年齢をカウントしていく。
時にはその時の光景が蘇る。
数が小さくなればなるほど恐れも出てきた。
どんどん体がヒヤッとしていく。
…3歳、2歳、1歳、0歳、
そして母のお腹の中へ。
そして次に目を開くとそこは…。
今日のブログは、
前世を見て、現世に思うこと、
気づいたことを書いてみた。
「お母さんの敷いた
レールの上はもう歩きたくない!」
18歳の夏、私は母に楯突いた。
母は私の何もかもを決めてしまう人だった。
それまでは仕方ないことなんだと、
言われるがままに生きてきたけど、
さすがに堪忍袋の緒が切れ、
私は母に掴みかかった。
19歳、就職した私は、
1年ぐらい実家暮らしをしていたが、
やっぱり母とうまくいかなくて、
一人暮らしを始めた。
誰かに何かを
決められることのない生活は
自由だった。
だけどその反面、
私は自分で物事を決められずにいた。
私は闇雲に生きた。
それはずっと鳥かごで生きてきた鳥が、
外で生きるのと同じだった。
飛び方もわからない。
巣の作り方もわからない。
食料の見つけ方もわからない。
他の鳥とどう接していいかわからない。
鳥かごで生きていた時は、
空を自由に飛んでいる鳥たちが
うらやましかった。
だけどいざ自由になってみると、
自由ではなかった。
むしろ、
鳥かごの中にいる時の方が
よかったかもしれないと思った。
私もそんな鳥のようだった。
闇雲に生きて、鬱になった。
父からは、
帰ってきてもいいぞ
と言われたけれど、
私は帰らなかった。
次帰ったら、
もう二度と実家からは
出られないと思った。
きっと結婚相手も決められてしまっただろう。
私は、鬱になりながらも
もがきながら生きて、
自分で相手を見つけて結婚した。
だけどそれもまた
離婚という形で終止符をうった。
もしあの時、
実家に戻っていたら、
幸せになれたのかな
時々そんなことを思うことがある。
でもあの母親に
人生を支配されることを想像したら
ぞっとした。
今も私は闇雲に
無鉄砲に飛んでいるところがある。
自分でも危なげだなーと思う。
だけど、
鳥かごを出たばかりの頃と比べれば、
だいぶうまく飛べるようになった。
自分で安心できる住まいを整え、
料理は得意と呼べるようになった。
色んな人と出会い、
一緒に飛んで、
目的地が変われば別れ、
また新しい仲間と出会う。
そんな飛び方をできるようになった。
ただ、時々、
自ら鳥かごに入って
鍵を閉めて
二度と出れないようにしたくなる
衝動にかられる。
でもせめて鍵だけは開けておいて、
自由に出入りできるように
しておきたいと思い直した。
もう昔とは違うのだから。
自由に生きることは、
悲しいことや恐いこと、
傷つくこともあるけど、
安心して休める場所があれば、
きっともっとうまく飛び続けられるはず。
前世を見てそんなことを思った。