最近 涼しかったですが今日は暑さが戻ってきましたね(;´∀`)
9月も8月並みの残暑らしいので気を引き締めていきます!
9/3 有明アリーナW世界戦のセミは真夏の暑さ以上の熱戦でしたね
WBO世界バンタム級タイトルマッチ
王者 武居由樹選手 vs 挑戦者 1位 比嘉大吾選手

K-1からボクシングに転向して9戦全勝で世界王者になった武居選手が初防衛戦で元WBC世界フライ級王者 比嘉選手を迎えました
試合動画です↓↓↓
1Rから武居選手が遠い距離からジャブ、ワンツーを飛ばせば比嘉選手が踏み込んで左右のパンチを振る展開
試合が一気にヒートアップしたのは2R、武居選手のパンチに比嘉選手が左フックをカウンターで合わせて連打、連続で左フックを決めて連打

比嘉選手は踏み込みも速いし武居選手のパンチに合わせて打ち込んだりと動きにキレがありました
比嘉選手は普段サウスポーと戦うと右を多用しますが今回は左フックを多く打ちながら入ってたので武居選手対策で入り方を変えてきましたね

武居選手も比嘉選手の入り際にアッパーを合わせたりとヒットもしてましたが比嘉選手の踏み込みや至近距離でのスピードについていけてない感じがありましたね
4R 比嘉選手が右のオーバーハンドを効かせてラッシュ、武居選手はぐらつく

前半を観て比嘉選手がこのまま押し切るかと思いましたが5R以降は武居選手が動きながらアッパーやフックを打ち込んで押し返す
武居選手が良かったのは打たれてもすぐに打ち返して比嘉選手を完全に勢いに乗せなかった事ですね
打たれても気持ちが折れないタフさと闘争心はさすがチャンピオンですね

両者ともに目の上をカットする様な激しい打ち合いでしたがポイントは別として仕掛けていく比嘉選手の方が迎え撃つ武居選手より試合を作ってる様に感じました
9~10R 更に前に出る圧力を増して強引に入っていって近距離でラッシュを仕掛ける比嘉選手、近い距離の回転の速さとスムーズさはさすがでした!
比嘉選手は打ち合いの中で良い左ジャブもヒットして後半戦に入っても心身共にパワーが落ちませんでしたね
前に出続けて武居選手にパンチを叩きつけました

11R 打ち合いの中で比嘉選手が右フックから左フックを決めて武居選手からダウンを奪う
スリップ気味でしたがダウンの前にぐらついてましたしパンチを被弾した後にスリップしてたのであれはダウンだと思いました

11R 終わった時点で自分の採点ではダウンも奪った比嘉選手がリードしてたので最終Rを取れば勝つだろうなと感じてました
しかし、最終12R 武居選手が逆襲、決死の勢いに比嘉選手は手が出ずに連打をもらいました
勝負所で思い切り攻めれる武居選手 強かった!

最終Rを武居選手が取りましたがそれでも自分の採点では比嘉選手が僅差で勝ったか、ドローかと感じてました
判定は3-0で武居選手の勝利でした
自分が感じてたより武居選手のカウンターや試合全般打ち続けたアッパーがポイントになってたんでしょうね☆

武居選手は2試合連続で苦しい試合になりましたがそれを乗り越えて勝ってるのが凄いですね
武居選手に勝つ選手がいるとしたらやはり接近戦が強い馬力あるタイプだなと改めて感じました
ただ、まだボクシングは10戦目でまだまだ伸び代しかない王者なので今後が楽しみです。