ボクシングと感じる試合と感じない試合 | アメサソリ27

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ボクシング&格闘技日記♪

格闘技の事で気になる事を書いてますがたまに日常的な事も書きます☆

今日で一週間がやっと終わりました、お盆休み中も結構働いてたのでそこらへんの疲れがドッと来てなかなか疲れました(;´∀`)

明日で回復させてまた頑張ります!

仕事中に御客様と格闘技やスポーツの話をしたりしますが先日 「最近は色んなとこでボクシングやってるよね」と言われました

何の事か聞いてみるとボクサーじゃない格闘家が行うボクシングルールの試合やエキシビションの事でした

基本的には格闘技は何でも観ますし受け入れますが最近のエキシビション全てがボクシングだとは思ってないです(^_^;)

例えば6月23日 キックボクシング「KNOCKOUT」で行われた鈴木千裕選手 vs 五味隆典選手の試合ですね↓↓↓


RIZINフェザー級王座とKNOCKOUT-BLACKスーパーライト級王座を保持する鈴木千裕選手と元PRIDE王者 五味隆典選手、キックとMMAのファイターがボクシングルールで対戦となりました

この試合も観ましたし試合自体に文句をつける気もないですがこの試合はボクシングではなかったと思います

ボクシングは拳のみでスピード、パワー、技術、距離と色んなモノを駆使して組み立てて戦います

しかし、鈴木選手と五味選手は体ごとぶつかって強打を振り合った感じでボクシングを観てる気はしませんでした

3分3Rの試合で初回は鈴木選手がパンチを当てて優勢でした


しかし73kg契約で自分の階級より遥か上の五味選手に対してパワー勝負ばかりしていて2R目からは五味選手に押し込まれて徐々に勢いがなくなりました

ダウンする様なパンチはお互い食らってませんが優勢点を考えると五味選手の圧力と強打が少し上回ってたかなと感じました

鈴木選手は試合中に右拳を骨折したらしいですが強打ばかりを振ってたのも痛めた要因かなと思います


五味選手は半分引退してる様な選手なので鈴木選手はもっと違った戦い方があったんじゃないかなと感じましたしお互い被弾した後にタックル気味にクリンチいったりとボクシングを観てる気はしませんでしたね(^_^;)

形はボクシングでも内容がボクシングではないみたいな感じでしたね

逆にエキシビションで結構驚いたのが7月28日「超RIZIN3」のパッキャオ vs 安保瑠輝也選手でした↓↓↓


この試合はボクシング元世界6階級制覇王者パッキャオと元K-1王者でMMAも戦う安保選手が3分3R ボクシングルールで戦うエキシビションでした

個人的には45歳になったとはいえレジェンド パッキャオがキャリアの差を見せて圧倒するのではないかと思ってましたがボクシングの上手さを見せたのは安保選手でした

体格差、リーチ差を上手く使いながら左ジャブ、右ストレートからの左右ボディと打ち込んでスピードとキレでパッキャオを圧倒しました

エキシビションで判定はなくドローでしたが判定があれば安保選手の勝利でした


パッキャオの衰えも感じましたがそれ以上に安保選手が作り上げてきたボクシングの動きが素晴らしかったし安保選手は拳で勝負してました

要するに拳だけでブンブンやりあってるのと内容的に技術が伴った打ち合いでは全然違うという事ですね

ボクシング関係者や経験者、よく観るファンの方で同じ様な事を感じた方もいたんじゃないかと思います

どっちも格闘技ですが大枠で見たらボクシングなんですがボクシング経験者としては結構大事にしたい部分ですね(^_^;)