今週は初日から今年一番の暑さでしたね、高湿度と高気温で一週間持つか不安になります(;´∀`)
昨日は国内外で気になる格闘技がたくさんやってて何から書こうか迷いましたがまずは米国ニュージャージー州でのW世界戦メイン WBC世界ライト級タイトルマッチからいきます
昨年11月の王座決定戦 勝利も引退表明したりがあった王者シャクールス・ティーブンソンが7位アルテム・ハルチュニャン(ドイツ)と初防衛戦
ハイライト動画です↓↓↓
試合のスタートはじっくり入ったスティーブンソンですが3Rくらいから右ジャブから左を上下に打ち込んでペースを掌握
パンチの精度や技術はスティーブンソンが上で徐々に一方的になっていきましたね
ワンツーとか左の上下の長い距離のパンチだけじゃなくショートのフックやアッパー、左右ボディと近い距離でもハルチュニャンを圧倒してました
スティーブンソンはアマでリオ五輪銀メダルを獲得してますがハルチュニャンもリオ五輪で銅メダルを獲得してる選手です
そういう選手相手に一方的に試合を進めるスティーブンソンの技術やスピードはやはり凄いですね
この試合もKOがなくスティーブンソンは試合後に批判されたりもしてますが個人的には気にしないでいいんじゃないかなと思います
スティーブンソンは見切りが早く防御力に長けたボクサーなので攻めていて相手が打ち出すと反応して距離を外したり回避を優先してしまうボクシングなので仕方ないのかなと(^_^;)
今回のハルチュニャンもそうでしたがトップ選手でも徐々に前に出て思い切り打ち込めない感じに追い込まれていきますね、打てばカウンターが来ますからね
吉野修一郎選手は6回TKOで敗れましたがあれは打たれても最後まで前に出た結果なので勇敢さでもありますね
スティーブンソンはパンチのスピード、パワー、タイミングも凄まじいですが一番の武器は相手を完璧に封じ込める防御力かと思います
自分みたいな元ボクサーや超絶ボクシング好きの方々はその凄さが解りますが一般層には伝わりにくい強さではありますね(×_×)
スティーブンソンも若いですし倒したい気持ちもあるので最近ナーバスにもなったりしてますが「KOがないのはお前らが俺に触れずに打ってこれないからだろ」位の気持ちでやってほしいですね
そのくらいの小憎たらしい感じになって堂々とやってる時のスティーブンソンは超強いですからね
次はどこと組むのか解りませんがデービスやロマチェンコというチャンピオンとの試合が実現して集中力全開のスティーブンソンが観たいですね。