誰も喜べない | アメサソリ27

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ボクシング&格闘技日記♪

格闘技の事で気になる事を書いてますがたまに日常的な事も書きます☆

今日も蒸し暑さがなかなか凄かったですね、身体的にハードな日が続きますが体調管理をしっかりしたいですね!

24日 格闘技で注目してた試合の1つ
「RIZIN43」RIZINフェザー級タイトルマッチ
王者クレベル・コイケ vs 挑戦者 鈴木千裕


絶対王者クレベル選手がキック王者でMMAと二刀流で連勝中の鈴木選手を迎えたタイトルマッチはクレベル有利予想でも鈴木選手も何かやりそうと注目度は高かったですね

しかし、前日計量でクレベルがフェザー級リミット66.0kgを400gオーバーで失格、王座剥奪となりました


クレベルはKSW王者の時も体重超過で剥奪されてるので2度目の王座剥奪です

それでも鈴木選手が試合を受けたのでクレベルが勝てばノーコンテスト、鈴木選手が勝てば新チャンピオンという条件で試合は行われました

クレベルは最後まで減量で苦しんだのでコンディション悪いのではと思いましたが試合では強さは変わりませんでした

初回 前に出てキックとかで攻勢に出ようとした鈴木選手にタックル


そこからテイクダウンしてマウント取るまでが恐ろしく速くてMMAファイターとしての完成度の違いを強く感じました


そしてパンチを落としながら鈴木選手の右腕を決めてタップさせて試合終了、迅速でした↓↓↓

 

ただ、今回のクレベルの勝利は公式記録にはならずノーコンテストですね


体重超過した選手が勝つとどれだけ強くてもリスペクトが出来ないです


鈴木選手は体重超過されても試合を受けて敗れて悔しいでしょうしクレベルも王座剥奪されて試合の記録も残らない


そしてファンや関係者も公平性の失われた試合に納得が出来ないしで誰も喜べないんですよね


クレベルは試合後 「ベルトはなくなったけど自分が王者、朝倉未来vsケラモフの勝者と決定戦をやりたい」と言ってましたがそれに違和感がありました



体重も作れずに王座剥奪されたのに自分が王者だとか誰と決定戦やりたいとかそんな事言う資格はないんじゃないかなと

そんな事を思っていたら大会後の会見でRIZIN 榊原CEOも「彼にはなんの選択権もない」と言ってましたね↓↓↓


クレベルが強いのは解ってますが個人的には当たり前に次でタイトル戦のチャンスを与えなくてもいいのかなと思います

何回も書いてますが契約体重に落とすというのは格闘技の唯一公平性を守る絶対的なルールでそれを守らない選手は好きじゃないです。
※病気や大怪我を除きます