和氣選手vsグスマンを観て | アメサソリ27

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ボクシング&格闘技日記♪

格闘技の事で気になる事を書いてますがたまに日常的な事も書きます☆

7/20  大阪でのW世界戦、井岡選手の防衛戦に負けない注目度だったIBF世界Sバンタム級王座決定戦 1位 和氣選手vs 2位 ジョナタン・グスマン



結果は4度のダウンを奪い11回TKOでグスマンが勝利して新チャンピオンに

グスマンが強いのは知ってましたがあそこまで大差になるとは世界の壁の高さを痛感させられました....

試合を観てて色んな事を感じましたがやはりグスマンの強さ

試合開始してすぐグスマンのプレスに自然と和氣選手が下がり始めたのを観てやばい気がしました....



振る時は振ってくるグスマンですがただの強打者じゃなかったですね❗

いきなり上は狙わず右のボディを再三打ち込んで削ってから上を狙ってくるのでラフに見えて戦略的な攻め方をしてました



あと左右の強打を振るのもしっかりサウスポーの前足、右足の外側にステップしてたり基本的な事もしっかりしてました

そういう技術的な事もやりながらいきなり飛び込んでの右とか中南米特有の身体能力の高さも発揮してくる

序盤は特に手がつけられない強さを感じましたが更に和氣選手のガードも低めだったので2Rに2度、3R、5Rにダウンを奪われてしまいました



序盤に試合が決まってしまう様な大ダメージを負ってしまった事が本当に惜しかったですね....

後半 和氣選手のパンチが入ったりでグスマンの動きが落ちて和氣選手が攻勢をかけた時もグスマン 余裕がありました(^_^;)

攻め込んでくる和氣選手に下がりながらも左右のパンチをひっかけてかわした所に要所で左右の強打をまとめたり休みながらも上手かったです



ゲスト解説の長谷川選手の「きつい時の戦い方もよく知ってますね」という言葉がその通りだと思いました!

アマで200戦とかやってるのでどんな局面でも実戦慣れしてるなっていうのがグスマンの一番の印象でした(^_^;)

序盤はガードしっかりして慎重に戦ってグスマン落ちてきたら後半勝負で猛攻とかの展開になればもっと和氣選手の左とか入ったと思いますが
それをさせないのもグスマンの強さだったんだろうなと思いますし想像以上の攻撃力だったんでしょうね!



後半 被弾しながらも前進して気迫を見せた和氣選手でしたがセレス小林会長がブログに「気持ちだけじゃ世界は獲れないんですよね....」と
和氣選手の気迫を称えた上で書いてたのがセレス会長も1度目は引き分けで2度目で獲った方なので凄い説得力感じましたね

セレス会長 7/20 「世界戦」

10年かけて世界戦に辿り着いた和氣選手を残酷なまでにはね返す世界の壁の高さを痛い程に感じさせられた世界戦でした....

でも勇敢に戦い最後まで諦めなかった和氣選手をリスペクトしますし今はまずしっかり休んで怪我を治してほしいですね❗

和氣選手  お疲れ様でしたm(__)m