令和6年6月定例会(注目議案 教育長人事案) | 袖ケ浦市議会議員さそう猛の袖ケ浦刷新!

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議案第5号 教育長の任命について

袖ヶ浦市教育委員会教育長に下記の者を任命したいので、

地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和3 1年法律第1 6 2号)第4条第1項の規定により、議会の同意を求める。

 

提案理由

袖ヶ浦市教育委員会教育長御園朋夫氏が令和6年6月3 0日をもって辞職するため、

後任に鴇田道雄氏を任命することについて、

地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、

議会の同意を求めるものである。

鴇田道雄氏が教育長人事案として上程されました。

 

経歴等は添付の画像にてご確認頂きたいのですが、鴇田先生とのエピソードを少々綴ります。

鴇田氏が学校教育課長として袖ケ浦市の教育委員会に赴任してからの決算審査だったと思います。基礎学力向上指導員に関する質疑でした。

基礎学力指導員の設置目的と成果にかんしてミスマッチがありました。

設置目的に「学力の向上を目指ざす」としていながら、

成果には「学力向上の指標が無かった」のです。

この点を決算委員会で指摘しました。

 

印象としてこれまでの教育委員会の答弁は「成績や成果設定において具体的な数字を嫌う」と感じていました。なので答弁も「教育上は云々・・・」となると思っていました。

ところが、鴇田氏は設置目的と成果のミスマッチと数値化できていない点に関して、

明確に適切に答弁してくれたのです。

ワタシ、この時は事前に質問を通知することをしていなかったのですが、

余りにも適切な回答だったので、「この先生、やるな」と感心したことを覚えています。

 

毎度のことですが、「人事案件は詳細な審議はない」のです。

新教育長の現状認識や教育に関するビジョンなど、伺う機会がないのは残念です。

この辺をどうやって知るかは手立てはありませんが、納得できる議決ができるよう採決の日まで情報収集を行っていきます。