今次定例会には補正予算が2回に分けて上程されます。
その1回目は、庁舎整備に関する補正予算です。
これは物価上昇に合わせて工事費を変更することと軽微な工事内容の変更に伴うモノです。
これは早期議決が必要なので、早期議決が必要な部分だけ取り出しての補正予算としたのです。
その概要は1億5392万4千円が補正額となります。
庁舎整備事業ですが当初契約額は63億3600万円でした。その後、物価上昇や契約変更により今次補正を含めて、69億274万3千円となりました。約9%の上昇となりました。
今回の庁舎整備事業で初めて「物価上昇による契約変更」が起こったのです。過去に行われた大型工事でも「物価上昇による契約金額の変更」ということは記憶になかったのです。
うがった見方とかもしれませんが「当初の契約金額を抑え、追加工事等を発生させて契約金額を上げる」ということがあるのではないかとも考えました。そのようなことも含め、「契約金額変更は適正なのか」という点は特に考えたことでした。
イロイロな方面から話を聞いたのですが「見積もりが3カ月持たない」というハナシを聞きました。それだけ物価が急激に上昇しているということなのです。
結論は「適切だろう」ということです。