現在、12月定例会真っ只中ですが、少々ハレーションが起こっていました。
治めましたが、凸凹していました。これは改めてお知らせしますので市長の所信表明に戻ります。
今次議会での粕谷市長2期目の所信表明、前回のブログで「大局観がない」と思ったことを綴りました。でもこれが悪いというわけではないのですが、粕谷市政が大きく舵を切ることはないのではと推察するのです。
袖ケ浦市においては、大規模宅地開発のおかげで人口は増加傾向。それに伴い税収も微増傾向。外から見れば「こんな時代にうらやましい」という状況です。
だから大きく舵を切らなくても「袖ケ浦市は成長している」と見えると思います。
でも実際はどうでしょうか?
袖ケ浦市の人口増も税収微増も、数字的に表れますが、生活実態の影響を見てみると、一部の地域だけです。今まで積み残している問題が更に深刻になって行くと考えます。
その一つが、開発される海側の昭和・長浦地区と内陸の根形・平川地区の状況の差です。この状況の差が固定化され、格差となって行くことが懸念されます。
この問題を正面から扱うことが出来ないのです。これは歴代の市長が避けてきたとは思わないのですが、扱って効果を生み出す取り組みに至らなかったことだと思っています。
(つづく)