一般質問の最後は、大綱4点を踏まえて市長にハナシを振りました。
基本構想の最大の欠点
基本構想案が示される中で、最大の欠点は「市役所職員の認識」が欠如している点だと考えます。
昨年から課長職の職員を中心にインタビューをしました。
殆ど全員の課長職職員と話をしました。
テーマは市民協働から入りましたが、各職員の仕事に対する認識や
袖ケ浦市の問題点など非常にオモシロイためになる話が聞けました。
その中で袖ケ浦市の最大の問題は「行政の変化」という点を指摘していました。
それぞれ言葉は違えど的確に問題を捉えていました。
その要点は「袖ケ浦市は今まで財政力を背景に市民の要望に多く応えてきた。しかし、これからからは今までのようには行かない」というモノでした。
この市の状況と市民のニーズや認識の差をどのようにしていくかが重要となるというのです。
この差に正面から向き合わねば、市民協働が起きることは奇跡だと感じています。
この問題に正面から向き合うのは「政治家の仕事」なのです。
政治分野の仕事なのです。
これをやるのが市長であり議会なのです。
しかし、現総合計画で掲げた「自立と協働」とお題目はありながら、
自立も協働も今ひとつ進まないのです。
その最大の要因は出口市長の政治姿勢にあるのです。
「ナイスで人あたりが良い」これは選挙では有効ですが、
政策を進める上では無効なのです。
これが出口市政の最大の問題点であり、言動不一致
であることをこの一般質問で指摘したのです。
(つづく)