今日の衆議院本会議で問責決議が2件あった。
これについてはニュースで報道の通り。
一川大臣の問責決議に対しの反対討論にたった。
その単体路論に登壇したのは徳永エリ議員だ。
一番気になったくだりは
ブータン国王夫妻の歓迎晩さん会を欠席して、民主党議員の政治資金パーティーでのあいさつで
「(晩さん会より)こちらの方が大切」という発言に対して、
徳永議員は
「同僚議員に対して気づかいをしただけだ」という弁護。
徳永エリ議員の反対討論…
‘あきれた’を通りこうして‘吐き気’がした。
この反対討論の原稿は本人が書いたものではなく、
党本部もしくは官僚が書いたものだろう。
徳永議員は‘その原稿を読んだだけ’なのだろう。
ゆえに、自分の本心と違うかもしれない。
だが…
このような時の本人の心境はどのようなものか?
今の政党政治では党利党略が優先する。
そのために自分の意見が言えない。
一川大臣の発言は防衛大臣としての資質に欠けると映る。
常人から見れば「大臣失格」だ。
それを弁護しなければならないのが政党政治の現状だとしたら
日本の政治の未来に希望はない。
政治家として‘自分の意見を言えない’状況になるのは良くわかる。
それは、選挙の時に党が持っている組織に大いにお世話になるからだ。
例えば、私のような一介の若造が国政選挙のような大きな選挙に出ようとすれば、
選挙戦略、選挙組織、党からの金銭的援助等など党の力にお世話になるのだ。
そうなれば、党利党略に身をゆだねるしかなくなる。
曲がったものを「曲がっている」と言えない政治に未来はない。
個人として「曲がったものを直そう」と意気込んでいて、
組織の一員となると「曲がったものも見方を変えると曲がってない」というのが
今の政党政治のようだ。
これを変えるために政治の世界に居る。