桜が満開だった、4/8金曜日、
四日市の「基金訓練・社会的事業者育成コース」の講師をCSRコミュニティから
派遣?お送り?させて頂きました。
「社会的事業者育成コース」は、今年度から新しく設けられたコースで、
コミュニティビジネスやソーシャルビジネス、
事業型NPOなどへの就労もしくは起業を目指す方を主な対象としおられました。
今回は先方の熱いご指名もありまして、その上で講師をお願いしたのは、
・株式会社山田組 山田厚志社長
・株式会社鶴田商会環境事業部(エコブランチ) 鶴田紀子氏
のお二人。
未だ「働き方」や「生き方」に於いて迷走を続けている私にとっても
とてもいいお話を聞くことができました

さて、その時に山田社長さんが受講生の皆様に配布しましたメッセージに
大変感動してしまったので、ここで全文紹介します。
ぜひご一読を。
(ご本人には承諾を得ておりますので大丈夫です)
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「春を待つ若い人へ」 ~山田 厚志~
この季節になっても街のあちこちで、男女を問わず黒いスーツ姿の若い人を見かけます。
春からの新四年生なのか、あるいは卒業を控えてまだ内定が出ない人達なのか....。
いずれにしても、思わず「頑張って」と、心の中で声をかけてすれ違います。
「入社してくる最近の若い人はどうですか?」と尋ねられることがあります。そのたびに
「若い人には変わりはありません、変わったのは社会や企業の採用状況です。と、答える
ことにしています。
いつの時代でも若い人は将来の希望と不安を胸に抱えて職場にやってきます。そして
居場所を見つけて落ち着いた彼ら彼女らは、日に日に力を発揮していくのが常なのです。
だから今、街を行くスーツ姿の若い人には
「あなたの力を信じていますよ」と、励ましてあげたい気持ちで一杯になるのです。
もしも「働き場所」をあれこれ選んでなかなか内定が出ないのなら、
「どこで働くかではなくどう働くかですよ」
とアドバイスをしてあげたいのです。必ずしも大企業が将来も安定した職場
とは限りません。地元の中小企業には、可能性「大」企業も数多くあるのです。
友人の内定先が気になるかもしれません、あるいは親を安心させたい気持ちもあるでしょう。
でも、役者だって大事なのは演ずる舞台ではなく、その人の演技力のはず。
少し視点を変えて「働き場所」ではなく「働く自分」を強くイメージしてみると、
今まで見えてなかった舞台が目の前に広がってくるかもしれません。
大小を問わず、企業はそんな前向きな若い人を、いつの時代にも求めてきたのです。
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地元の中小企業の中に、可能性「大」企業はありませんか?
自分の可能性がどこで発揮出来るかわからない若い方もいると思います。
中小企業の場合はとにかく社長さんと話してみるのが一番です。
「社長さんがどんな想いで、その会社を経営されているのか」
よく聞いてみるととても感動するものです。
人によっては居場所がみつかるかもしれません。
社長さんとお会いする機会なんてのは、なかなか持てないかもしれませんが
この会社の社長さんにどーしても会いたい!話を聞きたい!
そんな若い方がみえたら、CSRコミュニティはその場を作ります。
CSRコミュニティで紹介している素晴らしい社長さんを一度見てみて下さい。
http://www.csr-com.jp/introduce/works/list.html
ぜひ勇気を出してご一報を!!