【CSR用語】トリプルボトムライン、GRI | CSRコミュニティ 事務局ブログ

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これらの企業の発信や次世代の育成を通じて社会を変えて行く事を目指し、事業を実践していきます。

おはようございます。

平野です。

先日、ある企業の社長さんとお話していて、

「トリプルボトムライン??何それ?聞いた事もない」

と、いう会話になり。。。

CSRコミュニティのサイトでも用語解説 をしておりますが、ここでも
簡単に解説しておこうと思います。



★トリプルボトムラインとは、、、、

企業活動を経済面のみならず社会面及び環境面からも評価しようとする考え方。
具体的には、持続可能性レポートにおいて企業の

経済的側面、社会的側面及び環境的側面

三つの側面について、述べるべきことを言うもの。 

1997年にイギリスのサスティナビリティ社のジョン・エルキントン氏が、
決算書の最終行 (ボトムライン)に収益、損失の最終結果を述べるように、
社会面では人権配慮や社会貢献、環境面では資源節約や汚染対策などについて評価をし、
述べるべき と提唱した。
この考えは、「GRI」の持続可能性報告ガイドラインの骨格となり、
今日の環境レポートが持続可能性レポートに発展していくことになっている。

★GRIガイドラインとは


持続可能な社会に向けた世界共通の持続可能性報告ガイドラインのこと。ガイドラインをまとめたのがGRI(Global Reporting Initiative)で、世界各国のコンサルタントや経営者団体、企業などで組織される。GRIは国際的なサステナビリティ・リポーティングのガイドラ イン作りを使命とする非営利団体です。オランダに本部を置く、UNEP(国連環境計画)の公認団体です。

GRIガイドラインの活用方法については下記の環境省が出した手引きが参考になります。

http://www.env.go.jp/policy/report/h17-07.pdf