今回も水たまと街のミックスでお届けします。
年間通してあまり冷えない代わりに年間通して温かくもならないペテルブルク。
それにしたって今年は寒く、まだまだコートが大活躍。
とはいえ白夜見えてきてかなり天気の多い日が増えて太陽にも出会える日々でとても嬉しい。
風の街なのでこんなに凪に出会えるなんて本当に珍しい喜びの写真。
観光船が走り出すと風はなくても水面は揺らぎ続けるので、3時とかの朝早朝しか見られなくなります。
絵画みたいな雲。
なぜ撮ったのか全く思い出せないけどギラギラな空。
時はGW、ロシアも祝日が続くのと白夜のスタートということで、一気に人が増え始めます。
日本人の感覚としてはまだ出歩くのには寒くね?という気持ちです。
それでも緑も芽生え始めたので気持ちはすっかり春、その気持ちもわかる。
そしてみんな風邪をひく🤧
すっかり見慣れてしまったけど、電信柱じゃなくてあやとりみたいに張り巡らされた電線と街灯結界の如し。
すっかりといえば突然こうやって普通に馬車に出くわすことにも慣れてきました。(建物を撮ってたら来た
帰り道らしく夕方以降になるとこの道歩いてたらかなりの確率で馬車を見ます。
馬は繊細なので車とかにびっくりするから…みたいな話をどこかで読んだのですが、ペテルブルクでは普通に車と一緒に軽やかに走っているので、馬も慣れるんやな〜と思いました。(感想
やがて緑も生えそろい、夜にようやく陽が落ちる。
イサアク聖堂前の公園でライラックが咲く頃、花壇の薔薇の葉っぱがゆっくりと芽生えていく様子が見られます。
毎日が散歩日和。
柵の中、一応入ってはいけないことになってるのですがまぁみんな入ってます、年がら年中。
マリインスキー宮殿(劇場ではなく現役の市の施設なので基本的に一般人は入れない)の前は何の味気もない駐車場なのですが、ペテルブルクの320歳記念と白夜に合わせてちょっとした庭が爆誕していました。
こうやってでかい植木鉢にでかい木を植えて臨時のグリーンパークとか並木作るのって、日本でもあるんだろうか。
ある日の夕方。
ここはカペッラという、エルミタージュ美術館のすぐ傍にある小さめコンサートホール。
中央と左は建物の扉になってるのですが、右だけ通り抜けできるのでたまに敷地に入ります。
いつも通り入ったらなんかノヴォシビルスク祭りなるものが開催中?後?で臨時ステージとお衣装を着た人に遭遇。
宮殿広場の真ん中でも遣都記念イベントに向けてかステージが組まれているところ。
エルミタージュ美術館の左横の敷地。
その横が前回あげた海軍省の建物のとんがり…ではないですがその一連の建物の一部。
こいつもまぁまぁとんがってんな。
ネヴァ川から見たイサアク聖堂とピョートル大帝。
イサアク聖堂、どこから見ても同じ顔なので方角がよくわかりません。
しっかり濃ゆい夕焼けも好きですが、こうした彩度低めの柔らかい夕陽がなんだかペテルブルクっぽい気がして特に好きです。
早く何もかも投げ捨てて夜な夜な散歩に出たい…!!(願望