ひょー。ホントいっそがしくてレコメンの相葉さんの『ま〜ぁ忙しい!』を真似して連呼してた週末。
ていうかマナブさんっ!!お願いだからこの忙しい時期に相葉さんに過酷なロケを組み込むのはやめてください ←どゆこと??という、レコメン聞き逃しちゃった方はコメください。5人いたら記事書きますわ←
最初から→#1S
前回→#104S
Discostar★Love 4
#105/Side-S
・・・ンだよコレ・・・
簡単だと思っていたパンケーキミックスの取り扱いがどうも思うようにいかず。
キッチンの作業台は見事に粉が散り
(だって袋開けた途端に爆発するなんて聞いてねーし!)
卵も最初の1個はうまくいったけど、
2個目はボウルに入る前に白身が垂れた。
計ったはずの牛乳が間違えてたのか
生地が雅紀の作ってたやつよりスゲー水っぽくてビミョーだし・・・
「やめるか。」
呟くように言って、早々に諦めて手を洗いながら時計を見やる。
そろそろ起こしてもいいか。
いそいそとベッドルームに向かうと、
明るい陽射しの中に愛しい曲線を見つけた。
「雅紀、」
肩の丸みに唇で触れる。
「・・・雅紀起きて?」
横顔にかかった髪を人差し指で掬って耳の後ろへ流すと
フルリと睫毛を震わせて意識を取り戻した雅紀が眩しそうに目を細めた。
「あ、ごめ、寝ちゃった!今何時?!」
慌てた顔も可愛いな・・・
「悪ィ、雅紀が寝てるうちに たまにはパンケーキでもって思ったんだけど、」
ニヤけそうになるのを我慢しながら
あのボウルの中身を思い出す。
「なになに?どうしたのよ?
くふふっ、」
柔らかく笑う雅紀が起き上がってガウンを羽織る様子を眩しく見つめた。
やべぇな、
それ以上見てたらまた変な気を起こしそうで
雅紀に背を向けてキッチンへと向かった。