Reactivated Love #45A | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

最初お話→#1A
前回のお話→#44A




「まーはさ、色々考えすぎなんだって。」




衣装合わせが終わって

私服に着替えてたら

同じように着替えながらの松潤に話しかけられた。




「そうかなぁ・・・、

でもそうすることが長続きにつながると思うけどなぁ・・・、」




スタッフさんには聞こえない声で

話を続ける。




「翔サン結構鈍感よ?」


「うん、それは僕も思う。くふふ、」




笑ったところでスタッフさんに声をかけられて

仕事モードに入った。




昔、やんちゃだった頃の翔ちゃんを知ってる松潤は

僕にとって良いアドバイザーで


歳下なんだけど

僕より恋愛経験豊富だから

色々と僕の考えが及ばないことまで教えてくれて




「まー、今日メシ行く?」


「あ、う~ん、どぉしよっかな、」




翔ちゃんのことが頭をよぎる。




「迷ってるなら別に良いけど?」


「あ、行くよ、行く行く!」




松潤があっさり引こうとして

つい『行く』って言っちゃった。




「大野サンは?メシ、行きます?」


「う~ん、おいらはいいや。」


「え、りーだぁ行かないの?」


「うん、おいら明日休みで2時から船予約してある。」


「2時!」
「2時?!」


「さすがだよ大野サン。気をつけてよ?」


「いっぱい釣れたら食べに行くね?」


「おぉ、任せろ?んじゃお疲れ。」




リーダーは、

スタジオ入りした時とは

まるで別人みたいに足取り軽く出て行った。








短くてごめーん