実力行使で
翔ちゃんをバスルームに引き込んで
体をつなげたあとも
スイッチの入った翔ちゃんは
ベッドルームに移動して
僕をいっぱい啼かせて
何度も果てさせた。
翔ちゃんが
僕を求めてくれる。
その奇跡みたいなシアワセを抱きしめるように
心地よい疲れで気怠いカラダを翔ちゃんに寄せて
眠りについた。
「しょぉちゃんゴメン、CMの打ち合わせなんだって」
この前決まった
清涼飲料水の新しいCM。
前作までは僕とリーダーの二人が担当してたんだけど
今回からは松潤も加わって
CMのコンセプトも今までみたいなのじゃなくて
短編映画みたいにストーリー性が高いものになっていて
この前はラフ画を見ただけだったけど
それでもワクワクするような内容で
すごく楽しみで
今日は久々に翔ちゃんと一緒に帰れるかなぁって思ってたんけど
別に・・・
約束していたわけではなかったし
仕事だし、って。
あんまり深く考えずに
リーダーと松潤と一緒に
レギュラーの現場をあとにした。
「最近どうよ?翔サン腐ってない?」
リーダーの衣装合わせで
僕たちが待たされている時
松潤が聞いてきた。
「うん、
じゅんが言ってたように実力行使してみたよ!くふふ。」
「そりゃ良かったっすねゴチソーさん」
「くふふ、やだなやめてよ、
うんでもホント、じゅんのアドバイスは的確で助かっちゃった!
さすが、仲良しなだけあるよね、ふふ。」
ウソじゃなくて。
翔ちゃんと松潤が仲良しなのは全然いいんだけど、ウソじゃないんだけど。
ココロのすみっこで
小さく
ズキン、
て。
した。