Discostar☆Love F.D.O.Y. 2016-#4 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

Discostar☆Love
First Day of the year 2016 #4

最初から #1
前回のお話 #3




「はぁ・・・、

しょぉちゃ・・・

おれ・・・」




両手を首にかけてキスをねだる。



唇が触れるまで、

あと2センチ・・・


お互いの息が混ざり合うような距離で・・・



フロアからディスコスターコールが聞こえ始めた。




「・・・出番ですよ、

ディスコスター様・・・、」




翔ちゃんを見ると、

チュ、って軽く唇に触れられた。




「大丈夫だよ。待ってる。

でも・・・」




ニッ、て、悪戯っぽい顔をして。




「今夜はこれがラストダンスな?

全力で行って来い、

それで、戻っておいで。」




優しい笑顔に、

嬉しくて、嬉しくて。



ぎゅぅぅ、って抱きついて、

こっちからもチュ、ってキスを返す。




「ありがと、しょぉちゃん、行ってくるね!

それで、戻ってくる!」




おれは、

やっぱりカッコいい、オトコマエ翔ちゃんに

嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいになりながら

みんなが待ってくれてる

熱いフロアへ戻った。





「サクライさん、来てくれてよかったね。」




カザマが耳打ちしてきて、

胸がくすぐったくなって

翔ちゃんを見上げる。



翔ちゃんは、水割り・・・かな?

なんか飲んでて、目が合うと笑ってくれた。



翔ちゃんが見てくれてる、って思って

張り切って踊る。



途中で盛り上がったコ達が寄ってきて、

また腹筋を触られそうになって

思わず避けるようにステップを踏んだ。



慌てて翔ちゃんを見上げる。


翔ちゃんは・・・

ジッと、おれのことを見てて。



熱い視線にさっきの熱を思い出す・・・



深い、キス・・・


引き寄せられた、腰・・・


撫でられた、お尻・・・



意識するとどんどんカラダの芯が疼いてきちゃって、

早く翔ちゃんのところに戻りたくなっちゃって。




「・・・はぁ、」




カザマに、もう帰るねって言おうと思って振り向くと、

カザマがなんか赤い顔して目をそらすから




「なによ?」




肘で小突いて聞き出そうとしたら、




「ちょ、アイバくん、色気出し過ぎ!

もう今夜はいいからさ、帰りな?」




って、言われた・・・