Discostar☆Love E.O.Y. 2015-#2 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

Discostar☆Love
End of the year 2015 #2

前回のお話 #1




ゴキゲンなサウンドに身を委ねる。


毎年ながら、スゴイ熱気でクラクラするほどキモチイイ。




「ちょ、階上(うえ)行こ?休憩、休憩!」




カザマに促されて

フロアの人波を避けながら爆音から離れた。




「ひゃぁ~、汗びっちょびちょ!着替えたいね!」




いつものイスに座ると、

カザマがハイネケンと冷えたおしぼりを手渡してくれる。




「ありがと」




顔と首まわりの汗を拭いてたら

向かいの席に座りながらカザマがなんか言いたそうにしてる。




「・・・何よ?」



「いや・・・アイバくんちょっと飛ばしすぎじゃないかなって。

まだ0時まで2時間あるよ?」



「ばぁ~か、大丈夫だよ!

全力で楽しんでんだよ!くふふっ!」




・・・本当は、その通りなのかもしれない・・・



本音はホントは

年越しの瞬間に翔ちゃんと一緒にいたかった・・・



でもお互いの状況はそれを叶えるものではないから




分かってる



分かってる。