Discostar☆Love
End of the year 2015 #3
最初から #1
前回のお話 #2
『もうすぐ今年が終わるね。
雅紀と共に過ごした時間が俺の幸せを色濃く彩ってくれました。どうもありがとう。
来年もまた互いに実りある1年でありますよう。
より密な時間を持てるといいね』
生放送に入る前に送ってくれたらしいラインに気付いた。
「ふっ、固いんだよなぁ~、くふふっ、」
「ナニナニ?」
携帯を見てたらカザマが興味を示した。
「えっ?ふふ、しょぉちゃんがね、メールくれたの。見る?」
「えっ?オレ見ていいの?」
「いいよ別に見なくても。やめとく?」
「えっ?えっ?振っといて?」
「くふふふっ!いいよ見せてあげる、」
「あぁ、ありがとうゴザイマス?」
首をかしげながら手元を覗き込むカザマを眺めて
いいタイミングでバックライトを消す。
「あっ!ちょっと、アイバさん?!」
「くふふふふっ!ゴメンゴメン、
ひゃっひゃっひゃ!」
カザマの器の大きい愛情に
おれはいつだって支えられて
つい甘えて意地悪をしちゃうけど
スゲぇ安心するんだ・・・
『ありがと』
心で呟く・・・
絶対ぇゆわないけど!