And if...2-96
「お待たせ~」
ニノとリーダーと3人で外のベンチに座りながら喋ってたら、
松潤と翔ちゃんが戻ってきた。
なんとなく、松潤の顔を見るのが恥ずかしくて目を合わせられない。
二人が買ってきたワインを覗き込みながら照れ臭さをごまかしてはしゃいで見せた。
帰りに交代しておれが運転した時、
助手席には松潤が乗った。
順調に走る上りの高速で
後部座席のみんなは3人とも寝ちゃってる。
「みんな爆睡だね!
相葉くん、大丈夫?眠くない?」
後ろを振り向いた松潤がそう言いながら
缶コーヒーを開けてくれた。
「ん、ありがと。
大丈夫だよ、おれ夕べしっかり寝たし!」
「そっか、昨日相葉くん早く寝てたもんね。」
「うん、くふふふっ!
でもやっぱUNOやりたかったなぁ~!
やっとくんだったぁ~!くふふ、」
「フッ、またやろうぜ?」
「うん、そうだね!」
・・・良かった・・・
おれ、普通に話せてるよね?
「・・・翔さんと・・・
うまくいって良かったね、」
急に・・・、
言われた・・・。
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