And if...2-95
「Jはね、相葉さんが翔さんのことを特別に見てたこと、
もう随分前から分かってたんですよ。」
「えっ、・・・」
意外な事実を、しかもニノの口から聞くなんて・・・
「あ・・・」
そうだ・・・、
そう言えば、松潤の家に行った時から・・・
もう・・・
気にかけてくれてたんだった・・・
「翔さんとなかなかくっつかないから
だいぶヤキモキしてたみたいですけどね!」
・・・心当たりが、ないわけではなかった。
きっと松潤はザワザワしながらも応援してくれてたんだ・・・、
「ふふ・・・
おれ・・・幸せ者だね・・・」
松潤にも、ニノにも、リーダーにも・・・
みんなに応援されて、
大好きな翔ちゃんに想いを伝えることができて・・・
みんなに支えられて、
大好きな翔ちゃんと一緒に居られるんだって・・・
「はぁ~、みんなにハグしたい!」
「ぷ。何ですかそれ、」
「いーのっ!まずはにの、ハグさせてよ!」
「イヤいいですよ、やめなさいって、
暑苦しいんだよ相バカ!」
「くふふふっ!いいじゃん、」
「おぉ~い。何遊んでんの?
んふふ、楽しそうだね、」
「あっ!りぃだぁ、お帰りっ!
ハグしよー?」
「やめなさいって!」
「くふふふっ!」
あったかい気持ちが溢れて、
・・・フザけてないと泣いちゃいそうだった。
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