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最初から #1
前回のお話 #36
#37 Side-S
半分諦めていた
お姫さま・・・もとい、
ディスコスターさまのお持ち帰りに成功して
気持ちも軽やかにハンドルを握る。
知らずに口ずさんでいた歌に、
隣からの視線を感じて
ふと見るとサラサラの髪をなびかせて
フルフルと頭を振っている。
「?・・・どした?」
「あっ、ううん、なんでもない! 」
・・・きっと
・・・なんでもなくはないんだよな・・・
前を見て柔らかく笑う雅紀に触れていたくて、右手を差し出した。
指を絡めるように重ねられた手を引き寄せて、そっと唇を押し付けると
鼻先に甘いような雅紀の香りがふわりと香り、ついそのままペロリと舐めた。
クッと逃げそうになったその手を捕まえてもう一度唇を押し付ける・・・
早く帰って抱き締めたい、
そう願いながらアクセルを踏み込む俺に、
突然テンションを上げた雅紀が
甘く張り詰める空気を打ち破った。
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どうも。
短くてごめんね。
お気付きでしょうが
SSのストックが尽きました
しばらくまだ忙しいので更新が遅くなると思います。
とりあえず・・・H北さんご結婚おめでとうございま~す
やっぱねーとは思うけど雅紀さんとともに一安心です
ではではみなさん良い1日を。