Discostar★Love 123 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
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ご飯、味噌汁、目玉焼きとソーセージ、サラダ、納豆、サバの味噌煮・・・

朝から豪華な食卓に感動中。


「雅紀スゴイね、いつもこんなちゃんとしてんの?」


「んー、自分のためだけならやらないかも。

でも手抜きメニューだよぉ、サバは缶詰だし。

しょぉくんち食材少なすぎ!くふふっ!」


「イヤすげェよ、ありがとう、いただきます。」


幸せな気持ちでメシが食える・・・あぁ、贅沢。


「うんめっ!味噌汁最高!」

「ホント?くふふ、良かった。じゃあおれも、いただきます。」



今日はどうする、なんて話をしながら箸が進んで、あっという間に完食。


朝から食い過ぎて苦しくなった腹を摩(さす)りながらソファーへ移動し

タブレットでニュースをチェックする。



しばらくして、洗い物を済ませたマサキが向かいに座る。

コトン、と置かれたのはコーヒーのマグではなくて、お揃いで買ってきたあの茶器に入った緑茶だった。


「くふふ、卸しちゃった♡」

「イイねぇ、」

「じゃあしょぉくん、カンパイ♡」

「ハハハ、乾杯なのか?コレ?」

「まぁいいじゃん!くふふふふっ!」


・・・こんな風に、マサキのペースに乗せられるのも悪くない。




ニュースのチェックを終えて、ふと顔を上げると目の前でマサキがうとうとしていた。

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長い睫毛と形良く整えられた眉。

オトコなのに透けそうに白い肌、陽に透けてキラキラと輝く色素の薄い細い髪。

ツヤのいい唇の端を僅かに上げて・・・


何の夢見てんのかな。


凄く穏やかな気持ちでついその柔らかな髪に手を伸ばす。


「ぅん・・・」


小さく声を漏らして睫毛を震わせ、ゆるりと黒目が覗く。


「・・・ぁ・・・」

「おはよ、雅紀・・・」


愛おしい気持ちで見つめると、マサキは照れ臭そうに頭をかいた。