続きです。
担当医「それで赤ちゃんなんだけど、なるべく早いうちに一度は会っておきたいよね?
おそらく今後ますます面会は厳しくなるから、ママが離床したら会えるよう掛け合ってみるね。」
私「ありがとうございます。」
新型コロナウイルスのばかやろーです。せっかく産めたのに赤ちゃんの顔も分からないなんて
カンガルーケアとかしたかったのに
以前も書きましたが私は自分の理想とする出産がありました。
そのために健康管理や呼吸法の練習、出産のイメージトレーニング等行ってきた事が無駄になってしまった事への未練がまだありました。。
赤ちゃんのために何が出来るんだろう。。
メソメソしていたら手術に入ってくれていた助産師さんが部屋に来て、
助産師「赤ちゃん会いました
可愛かったぁ。元気いっぱいで。ママも安心して下さいね。」
私「元気、、良かったです。わたし、赤ちゃんキチンとお腹で育ててあげられなくて。号泣
何が出来るかなって考えてたんです。」
助産師「うんうん、でもママが頑張ったから赤ちゃん身体がしっかり作られた状態で産まれてこれたんですよ。今は身体が小さいからNICUにいるけど、呼吸も自分でしているし栄養以外は全く医療介入せず済んでいるんです。」
私「栄養?」
助産師「そう、まだ口からは栄養が取れなくて、様子見ながらおっぱいとかあげていきましょうね。」
私「会えなくてもおっぱいあげられるんですか?」
助産師「搾乳して届けられますよ。」
私「(、、!!おっぱい届けられるんだ)
そうなんですか!」
そして、届けるための容器の購入方法などを訊きました。
助産師さんと話してから、早速おっぱいのマッサージ開始です。
術後で身体は動かせず、携帯も取れない状態だったので他にすることもなくずっと教わったマッサージをしていました
そうこうしているうちに外は夜になり、真っ暗な部屋で(動けないので電気も届かない)ひたすらマッサージする様子は今思い出すとかなりホラーでした