石川啄木ではないのですが、ずっと時給いくらの生活をしている「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」という状況になってしまうこと、しばしばですワ。
過労死直前までやってしまって体壊し仕事を辞め、治療しながらなんとか生活費稼いで働いていると、いつの間にか正規では働けない年に。
今もどうしようもない私の性格ですが、体壊さず、仕事に恵まれてこの年まで来ていたら、きっと私なんぞ、頑固でプライドが鼻につく、自分は良い人で、立派で、自分の努力の賜物だと信じ込んだ本当にどうしようもなくなっていたと思いますの。
でもね、その苦しんだ結果(?)、貧乏でも小さな幸せを感じながら、なんだかんだこうやって生きていられますワ。そして、どん底見たあとには、「ぢっ手を見」ながら、この社会の不公平さに、こんな馬鹿な私でも気付いてしまいましたの。
だって、21世紀ってもっと希望と夢があふれる世界になっていると思っていたのに、何、今の世界!
4秒に1人、子供が餓死しているんですって!
10億人が栄養失調!
それなのに、この日本は、毎日グルメ番組や愛欲の番組ばっかり。
これで先進国?先進国って何?
オリンピックってすばらしいけど、今は、オリンピックより東北地方の復興の方が大事じゃないの?
原発のことだって、偉い方々が、私すらわかるウソばっかり。
だっていまだ放射性物質が毎日ダダ漏れの状態で、安全になるまで何十万年のかかるのよ。
どうするの!どうしたらいいの!
などなど、悲しい世界・・・・・・・。
そう思えるのも「挫折」「貧乏」のおかげ。
人の痛みが、少しだけわかる。
人の優しさが、身に染みてわかる。
そして、
人や動物の純粋さに感動できる。
四季の変化が身近になった。
だんだん、
何が大事かなんだかちょっとわかり、恥ずべき自分、自分の悪もこれもちょっとだけどわかってきた。
生物の進化って、メスに愛されたいと思ったからきれいになった鳥のオスたち。
鳥に食べられたくないからって擬態で身を守っている蝶々。
「幸せになりたい。」、「安心したい。」って鳥も蝶々も人間も思うのじゃないの?
でも今の人間界の方向性、誰かが間違って裏で牛耳って、世界を治めている感じ?
そんなきな臭さを何だか感じますの。
もしかして自分の思うようにしたい一部の人たちにうまくコントロールされていて、それを気付かないいようにされている世界なのかもって。
それって、自分の鏡?きっとそうなのでしょうね。
でもまだ、それは納得できない未熟な私。
それを受け止められたら、問題の解決策がわかるのかしら?
だけど、まだまだダメですワ、ワタクシ!
未熟者です。
もう少し「ぢっと手を見」なくちゃいけないワ!
