新年あけまして おめでトータルリコール。
今年も よろしくお願いいたします!
お正月ね、やっぱり楽しかったですよ。 あー、明日年末にならねぇかなぁ。
仕事すんの 初日から 既にめんどくせぇよ。
今年も 弟夫婦家族が来てくれまして、姪っ子三姉妹ちゃんも 大きくなり
一緒にマリオカートやりました。 全く勝てませんでした。(世代交代)
あと一番下の子が 「ずいずいずっころばし」歌ってくれたんすけど、
「じゅいじゅいじゅっころばし♪」なんて 舌っ足らずに歌うのが
(ちょっ、もう可愛うぃ~↑↑!!)ってなって
お金でもなんでもあげたくなった。
僕って男は 素敵なレディに貢ぎがちなんだ。(誇らしげに)
あとは、年末に ブックオフにて 580円で買った 『モンハンXX』始めたり、
弟の奥さんから借りた 「マッシュル」読んだり、
めっちゃ退屈な駅伝から逃げるように YOUTUBE観てたら
偶然見つけた 『the♡かぼちゃワイン』の エルちゃんに
ベタ惚れしたぐらいっすね。 今年の正月は。(超満足)
↑ 高身長おっとりムチムチという 属性の暴風雨な エルちゃん。
今まで以上に キテレツ斎さま拉致って
航時機を 造らせたくなる年末年始だった。 という訳で ここから レビュー。
僕にとって 映画とはギャンブルだ。
金と 時間をチップに、 己の 経験と審美眼で挑む
映画とのヒリつく勝負。 ククク… こればっかりはやめられねえな…!
たとえ 80時間以上負けが込んでるとしても…!(げっそり)
まぁそんなわけで こうして 自分なりに 映画と向き合ってる訳なんだが、
これが出るだけで ムカつくぜ!っていう 映画の予告がある。
それが 「ロッテントマト、驚異の
満足度98.9%を記録!!」みたいなヤツだ。
この予告が流れるだけで 映画に罪はないのに、
「ああそう!」と 若干キレ気味に 突き放してしまう。
ロッテントマトとは 米国の映画レビューサイトなんだが
あのプチトマト集団って そんなに偉いんか?
そもそもなんで こんなに 奴らに ムカついてるかというと
今回、レビューする 僕の まぁまぁ好きな 『マーズ・アタック』を
評価55%の 腐ったトマトと判断したからだ。
するってぇと何かい? オレっちの映画審美眼が
視力-10.0の節穴とでも 言いてぇのかい。(残酷な真実)
上等だよこの野郎!!
だったらその 評価55%。 僕のキモいレビューで
評価56%ぐらいには 上げ戻す。 では『マーズ・アタック』レビューです!
『マーズ・アタック!』 (1996年)
ここまで 人間をコケにした映画があっただろうか。
奇才ティム・バートンが送り出すナンセンスSFコメディの登場だ!
控えるは 全て主役級の俳優陣! だが 誰が死ぬか分からない
バトルロイヤル会場と 今作は化した!
果たして マーズアタックから生き残れるのは どいつだ!?
軽くあらすじ!
※今回 オチまで話します! ご注意!!
舞台は アメリカ! とある地域で いきなり奇妙なことが起きた。
燃え盛る牛くんが 道路を 走っていったからだ。
↑ エバラよ! エバラのタレを用意してっ!(臨戦態勢)
↑ 燃えながらも 交通ルールの仁義を通す牛くん。
いきなり目を疑う光景から 始まる今作。
まぁ、火星人の仕業なんだろうけど
これをやったことで 一体何の効果が あるのかは最後まで分からんのだった。
今作に 意味や理由を聞いても
ティム・バートンが逆ギレしてくるだけなので 聞くだけ無駄なのだ。
そして 宇宙は 火星人のUFOで 領空権もクソもない程に
埋め尽くされていた! そしてタイトルどーん!
↑ 初代プレステのソフトかな?
↑ 敵だよ。 早く殺せよ。(既プレイ勢)
火星人がやってきたということで、 ホワイトハウスは
てんやわんやの大騒ぎ。 奴らは敵なのか味方なのか。
今作の火星人どもは 『E.T.』好きな人間の気持ちを
土足で踏みにじるような クズなんだが まだ分かるはずもなく
とりあえず おこしやす地球な雰囲気で攻めることにした。
↑ 面構えが すでに腹立つ。
↑ ジョン・ウー鳩を 用意しておく 気の利くヒッピー。
そしてついに 火星の大使が 地球に降り立った。
火星人の見た目は キモすぎる。 失礼なんだが。(倒置法フォロー)
頭の皺が ラビリンスかってくらい 入り組んでるじゃないか。
おっさんが人生をかけて作ったという 宇宙人翻訳機が
火星人の言い分を 訳すと 「平和の為にやってきた。」という。
湧き上がる会場。 平和の象徴 ジョン・ウー鳩も 飛ばされた。
地球人にも成し得なかった 平和が ここに在った…
かに見えた。🦀
↑ なんてことを…!
↑ あーもうめちゃくちゃだよ。
なんと火星人が ジョン・ウー鳩を 消し炭にしてしまった。
おい、今 チョウ・ユンファが 二丁拳銃もって そっち行ったからな!
一変して 地獄の戦場と化す会場。
そう、火星人は 地球侵略するために やってきたのだ。
やっぱ性格って顔にでるんだな!
E.T.の 穏やか顔とは エラい差の悪党面な火星人!
圧倒的なギャグ科学力で 人類は 追い詰められていく!
だが 最後に 頼りになるのは おばぁちゃんの天然知恵袋だった!?
感想です!
ティム・バートンの マズいところが全部でてる作品だ。
お正月に例えるなら 全品緑色のおせちと言ったところか。
本来 捨てるべき部分を煮込んで出てきた 灰汁を
臭みと共に さらに煮詰めたような… つまり 漫☆画太郎作品みたいな。
映画全編に漂う 「これ食べて大丈夫?」感が たまらない。
↑ なんだこのクソジャケ!?
このジャケットもさぁ、一面に広がる 脳みそキャベツ畑が
一見さんどころか マトモな人お断りとでも 言いたげだ。
つか、今 キャベツが ハチャメチャ高いから 苛立ちすら感じますね。
だが この壁を超えた先に 天国が、あるいは人によっては地獄が待っている。
ティム式格付けチェックは 既に始まっているんだ。
!?
!?
!?
今作の魅力は 有名俳優の 過剰戦力。 映画の中で密が発生してる。
ピアース・ブロスナンに ジャック・ニコルソン。ダニー・デヴィ―トも出てる上に
極めつけは 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマイケル・J・フォックス。
さらに 『ジャッキー・ブラウン』の パム・グリア!
『101』の グレン・クローズまで出てるゾ!ぶっちゃけデ・ビル様 激エロですよ…
そこまでやれるんなら ついでにモルダーも出してよね!とラウドするしかない。
この映画、どっからみても Xファイル案件だろがい。 スカリーも頼むよー。
↑ 下積み時代の ジャック・ブラック殺されがち。
↑ あーん マーティが死んだ!
『ジャッカル』よりも 悲惨な末路を辿る ジャック・ブラックや
まさか死ぬとは 思わなかったマイケル・J・フォックスや デヴィ―ト。
ティム・バートンの気が触れたとしか思えないジェノサイド。
ハリウッドセレブの あの世への帰省ラッシュも 今作の見どころだ。
↑ そんな無理矢理に繋げなくてもいいから…。
そんな 人類を恐怖に 陥れる火星人だが、
『インデペンデンスデイ』の タコより タチが悪い。
コミカルに 人が死んだり 改造されたりするあたり
ニコちゃん大魔王を 本気にさせてしまったような
恐ろしさと ナンセンスみがある。
ヤバい科学力を持ったクソガキという感じの火星人だ。
あと、火星人が 人間みたいな手術服を 着てたりして
ところどころに 地球人準拠な文明を感じるんだが
これも言うと ティム・バートンが怒りそうなので 口閉じこう。
↑ この手探り外交が 間抜けで好き。
↑ 犬~!!
この圧倒的科学力&正体不明の生き物の前で、
普段は イケイケのアメリカさんが
「あのジョン・ウーの いつもの鳩が 気に障ったんじゃね?」と
攻撃されてんのに いじいじの 後手後手なのが 面白い。
あと 「犬の命は人間より重い」の ハリウッド映画で
まさか犬自身を ほねっこにするとは 恐れ入った!
ウルフィー(偽名)を容赦なく刺し殺した T-1000が胸に来た。
男も女も老いも若きも動物も、分け隔てなく平等に殺す。
どんな種類のポリコレ軍団にも 文句を言わせない
全方位に絶対防御を張ってる抜け目なさも 今作の魅力ですね。
↑ 血圧、大丈夫?(心配)
出てくるキャラが とにかく極端なので
「核撃て、殺せ!!」しか言わない軍人(しかもその核が効かないオマケつき)など、
不安になるしかない 人類サイドだが
この現代、今まさに こういう奴がいるので
正直 核戦争が 起こっても不思議じゃない。 その時は 潔く死にます。
しかし (ティム・バートンが笑い飛ばした世界が 現実になるかも)なんて
世界の未来について この映画で考えさせられるのは めちゃくちゃ癪なので
やっぱり今作は (バカだなぁ、人類。)と
ボンヤリ思いながら 観るのが正解でしょう。
うん、そんな話は置いといて 果たして
こんな火星人どもをどうすりゃいいんだ!?
総評です!!
↑ ボケちゃった死んだばぁちゃん思い出して 泣けるんだ。
↑ リッチー、本当にイイ子…!
世界を救うのは 可愛い おばぁちゃんと おばぁちゃん子だ!
ハリウッドセレブを 死体燃料にして爆走する今作だが
どこにでも いそうな おばぁちゃんと その孫が
火星人を グチャグチャにするのが 実に痛快だ。
おばぁちゃんは ボケてしまっているんだが、
そのせいで少女のような 動きや言動するのが めっちゃ可愛い。
↑ 近スギィ!!
火星人のドン引きの殺意で 0距離早朝バズーカを
決められそうになる おばぁちゃん。 だが助けに来た孫に気づき
聴いていた音楽のイヤホンが外れ 部屋に 音楽が響き渡る。
曲は slim whitmanの「indian love call 」
すると 宇宙人が 苦しみだしたでは ありませんか。
もしかすると ティム・バートンも これ聴くと 苦しんだりする?(疑心)
↑ ひでぶっ!!
もう頭が パーンってなりましてね!(物理)
なんとslim whitmanの声は 火星人の頭を 爆発させるのに
ちょうどいい周波数だったのだ。
こんなに 汚らしい「歌は世界を救う」は 初めて見たよ。
メチャクチャな奴が おばぁちゃんにタジタジになる展開めっちゃ好き。
昔っから 「スプーンおばさん」好きなんだ。
あと 『メタルヘッド』の おばぁちゃんも ええよね。(バッチャマ談義)
↑ このシーン、王ドロボウJINGの「恋愛税」編 思い出す。
ちゃぶ台を ひっくり返したような一転攻勢。
こうして 人類は 守られた! はい劇終!!
たった10分で 火星人が駆逐されてくのが もう気持ちええんじゃ。
ただ いちいちハジケ飛ぶ脳みそがね…。
ティム・バートンお得意の 絶妙な粘度の ネチョネチョ緑汁なんだが
『フラバー』や VXガス弾の 鮮やかな緑の 美味しそうさを見習ってほしい。
↑ 生きるのって辛いな…
そして忘れちゃならない もう一人の主人公バイロン。
ヘビー級王者だったのは もう昔。 今は 頭を下げながら
給料の値上げを お願いし、当たり前のように 断られる。
家族の為に 矜持も何もかも 捨てたバイロンだが
火星人襲来によって かつての 魂と ガッツが蘇る!
↑ 痺れるカッコよさだぜ! バイロン!
仲間を逃がすために 職場の アホみたいな衣装を 脱ぎ捨て
かつての自分を取り戻し、 火星人に 名乗りを上げる。
この「死に花 咲かせたる!」な 男の意地に
痺れずにいられるか!
奇を衒った上で さらにこの王道展開。
水と油とも言えるこの関係を 歪ながらも 乳化させた今作。
これで 評価腐ったトマトとか、 ロッテントマトの連中、
マジで 眼が プチトマトで出来てんじゃないの?
↑ ミッチも 漢だぜ! /)`;ω;´)
↑ リッチーなら 余裕で 祝福できるね。
大統領を身を挺して守って死んだ SPのミッチなど
キラリと光る 脇役も バッチリ配置。ミッチだけは見逃せよ!(全ギレ)
おばぁちゃん子の リッチーにも
ナタリー・ポートマンが彼女になるという豪華特典。
善き者が総取りするのが 大変僕好みなのだった。
↑ 楽しそう。
最後の 不自然に 寄ってくる動物たちと 高らかに歌い上げる
トム・ジョーンズも 最高に 意味不明だ。
この人間主体の 一方的な ラブ&ピース。
前向きな幻覚みせられてる感じが 最後まで ほどよく気持ち悪ぃ。
そんなわけで 「誰が何と言おうと好きだ!」と言い切れる作品に出会えるのは
映画っ喰いに とって これ以上ない幸せだ。
世間の評価に 流されず、己を信じて進む映画道。
新年早々 思わず 襟を正したくなる映画でしたよ。
↑ このクソ翻訳機 最後まで 正反対に訳し続けましたね…
戸田奈津子を見習ってどうぞ。
本日はここまで! お時間いただきありがとうございました!
↑ そう…。(無関心)
でも やっぱ 凄腕MI6の 生首と 人面犬のロマンスは 人 選ぶわ。
ティム・バートンって奴、 相当な変態だな。(今更)
『今日のMILF』
↑ 一瞬 ボディペイントか!?と思ったけど 着てました。
人間に 仮装した火星人。
地球人を拉致した時に 手に入れた雑誌を参考に
人間の皮を被り ホワイトハウスに潜入してきた。
あと この役の人 ティム・バートンの元カノらしい。
彼女のロケットおっぱいを 火星着陸させてたのかい! えぇ!?(嫉妬)
↑ 動きが 無重力すぎてスゴイ。
このターミネーターな 特殊メイクも素晴らしい。
あと 演技が上手すぎて マジで不気味。
服の うずまきが 乳首を中心に渦巻いてるのも 芸術点 高い。
↑ ネッドー!!
キミは 『サボテン・ブラザース』の ネッドじゃないか!
だから 有名俳優を 鼻かみティッシュみたいに
捨てるのやめロッテ!!