スターウォーズと言えば ダース・ベイダー。
それ以外知らん。
どの穴に入れたらいいかも分からないSW童貞だった僕。
そんな 僕を一人前にしてくれたのは 旧作落ちするまで待ち、
やっと鑑賞できた スターウォーズ EP1でした。
そこでついに会えたのは スリル満点のポッドレース。
手に汗握るダース・モール戦。
こうして刺身好き少年は めでたくSW沼に 引きずり込まれた。
EP1を 返却した後に 返す刀で Ⅳ、V、Ⅵをレンタルして
ダース・ベイダーよりも チューイが好きになり、
そして勉学よりも 仕上げたSW知識を得て、
ついに 続編『クローンの攻撃』が公開となったのです。
子供の時のみ使える渾身のDADAっ子で
親と 待ちに待ったEP2を観に行けたのだが 僕を待っていたのは
既に 暗黒面に片足突っ込んだようなアナキンだった。
↑ このカルト臭さと 笑ってない目よ。
…ちょっとばかし EP1のアニーに 慣れ過ぎてたみたいだ。
自分のイメージしてたアナキンを 押し付けるなんて
ルーカスに対して 失礼の骨頂なんだけど
子供ながらに このアナキン 怖かったよ。(素)
そして EP3も公開され、幾月か経ったあと BSでやっていた
スターウォーズEP6のラストシーンを観て 僕は
ベイダーに フォースチョークかまされた おっさんみたいになった。
↑ ッ!?(二度見)
↑ こっからが ホンマもんの スター戦争じゃ…!
いつもの校長みたいな アナキンが 観たかったの!
なんだこの悪霊!?
SWサーガの総仕上げ。 暗黒面から解放された アナキンが
新世代たちを見守るという 素晴らしいシーンなのだが
新たに編集された映像には アナキン校長が差し替えられ
相変わらず 暗黒面に 半身浴してる感じのアナキンが
居心地悪そうに 並んで立っていたのだ。
一体何なんでしょう。 ルーカスの このアナキン忖度は。
だったら オビも ユアンに差し替えろよ! バランスがおかしいだろ!
えーと…、フォースとかそういうアレの!
SWの中で トップ3に入る好きなシーンなので 初見の時 思わず
ズコーッ!っと TV画面を 頭から突き破りかけたのだった。
↑ 殺し殺されかけた縁で結ばれる二人。
まぁ、このシーンで一番好きな ランドがチューイに
何かジェスチャーしてるってところは いじられてなくてよかった。
あと 流れてる曲も 前のやつより好き。(超小声)
観る者全てを (これは暗黒卿になるわ。)と確信させる
『スターウォーズ クローンの攻撃』レビューです!
『スターウォーズ EP2 クローンの攻撃』 (2002年)
熱狂冷めやらぬ「ファントム・メナス」から 3年!
ついに 世界が正座して待った スターウォーズの続編が登場だ!
運命の子、アナキン・スカイウォーカーは ジェダイとして成長し
かつて共に戦った パドメ元女王と 再び出会う。
ロマンスとライトセーバーが入り乱れるEP2に 目が離せない!
軽くあらすじ!
↑ サザエさん級に 分かりやすい髪型ですね…。
舞台は 遠い昔 遥か彼方の銀河系で…。
前回、通商連合から 惑星ナブーを取り戻した パドメ元女王。
しかし、新たな問題が 銀河共和国を悩ませていた。
仕組まれたようにしか見えないタイミングで
数千の星が 共和国からの離脱を声明。
その離脱した星たちを取りまとめ 分離主義勢力を作り上げた
元ジェダイの ドゥークー伯爵が 共和国に何かしてこようって感じだ。
パドメは 共和国も軍隊を持つべきかどうかの投票をしに
宇宙首都である コルサントに赴くのだった。
↑ 殺意を 隠す気がなさすぎる。
が、コルサントに着いた瞬間、
パドメの乗ってた宇宙船が爆発!
相変わらず シスの 行き当たりばったりなライブ感が奮っている。
毎回、パドメが ヒドい目にあって
確信犯のパルパルが 「お怪我はありませんか。 恐ろしい…!」みたいな
茶番をやる上に 全くバレる気配がないから たまらない。
↑ / )`;ω;´) コーデちゃんに 敬礼っ!
だが、犠牲になったのは パドメの影武者の コーデちゃんだった…!
死ぬ間際まで 主を想うこの忠誠心に いきなり泣かされる。
彼女がいなきゃ ルークもレイアも 生まれなかったぜ!
連綿と続く 一人一人の覚悟が パルパルを追い詰めたんやなって…。
↑ ここで ジェダイ全員で 襲いかかってればなぁ!
↑ (また言ってるよ…)って顔の サミュ。
一方そのころ 「暗黒面のせいで 未来が視えないの…。」と
しょげてるヨーダと その目と鼻の先にいる 暗黒卿パルパティーン。
これもうドリフのコントでは?(白目)
パドメ暗殺の未来すら視えない 我が小さき緑色の友だったが
次回作じゃ 「前からパルパルは 怪しいと思ってた」なんて言ってくるから
マジで 言ったもん勝ちだなコイツ…と思ってしまう。
↑ パル、ニッコニコで笑う。
そんな未来の視えない友の為に
ワンポイント暗黒卿アドバーイス。
「こういう時は パドメの友人の オビ=ワンを 護衛に連れてくるといいゾ。」
なんて 言ってくる。 確かに 気心も知れてるし用心棒に これ以上ない。
だが それ以上に 僕達 視聴者には
(そのパダワン(弟子)の アナキン最優先で シクヨロ。)という
副音声が 聴こえてきて仕方ないのだった。
そして パルパルの描く 未来予想図Ⅱが近づいてるせいか
心なしか パルパルの機嫌が良さそうに見える。
↑ なんだかんだ言っても この二人組好きなんだ。
というわけでジェダイ評議員からの 指令を受けて
ジェダイマスター、オビ=ワンと その弟子アナキンが やってきてしまった!
初見の時は アナキンの 目の据わりっぷりに
ビックリ通り越して絶句してしまったが もう慣れた!
パドメ暗殺犯から 護衛するためやってきたジェダイ2匹!
果たして暗殺犯の目的とは? そしてさらに裏に渦巻く陰謀とは!?
ダース・ベイダー誕生のカウントダウンは もう始まっている!!
感想です!
申し訳ないんだけど 一にも二にも まずアニーですよ。
『ターミネーター3』の ジョン・コナーに通じる
自分のイメージと違うと もうアウトっていう。 僕の悪い癖♡(右京さん)
しかし、「出されたら黙って皿まで食え!!」という
ルーカスの声が聞こえるのも事実。
↑ アナ雪超えの アナ闇である。
後のダース・ベイダーである。なんて言われたら 頷くしかないほどに
仕上がりつつある 暗黒面スマイル。
フォースのバランスをもたらすという 期待の新人が配属されるも
何かの間違いでは?と思わず 目を細めてしまう課長の気分だ。
EP3で パドメが 「アナキンじゃなくなってる!」とラウドしていたが
元々 こんな感じでしたよ。と毎回ツッコミをいれている。
↑ 額が古代文字みたいだぜ!
↑ Mee too…(うっとり)
だが、アニーのママとの再会シーンでは
思わず胸を打つ素晴らしい演技が炸裂する。
普段は ギギギ…ッと音がしそうに動く不自然な表情なのだが
このシーンの表情は 実に柔らかく慈しみに溢れていた!
ここらのアニーは 間違いなくバランスもたらすマンだった。
まぁこの後、ママを拉致ったタスケンを皆殺しにしちゃうんだけど。
↑ おねショタの波動を感知!(オペレーター)
物語は パドメと二人のジェダイを中心に話が進む。
パドメ暗殺を企画したアホを 追跡するのがオビ=ワン。
パドメ護衛という面目で 犯罪スレスレの求愛をしかけるアナキン。
特に どこに出しても恥ずかしくない童の者であるアナキンは
ここぞとばかりに はしゃぐはしゃぐ。 このゆとりジェダイがッ!
↑ シャーッ!って威嚇してるように見えるけど 実はこれ笑ってます。
↑ この仕事量の温度差キツイっしゅ。
アナキンがケラケラ笑う間に 師である オビは
爆発とブラスターの雨をくぐり抜けたあげく 捕まるのでした。
年金受給年齢が上がっていく 我が国への風刺かな?(深読み)
ていうか、アナキン アレだ。 童貞なくすと
フォース使えなくなるって ヨーダが言ってたゾ。(大嘘警告)
↑ EP2の見どころ
EP2の見どころは なんと言っても 宇宙を流離う賞金稼ぎ、
ジャンゴ・フェットですね。 ブラスターの音が 超絶COOOLだぜぇ!?
そして 後の帝国のクローン軍団になる ストームトルーパーの
オリジナル野郎でもある。 クローンが 全員 顔が同じなので
遺伝子組み換えのウンパルンパの様相を呈している。
↑ 一人も生きて帰す気なさそうな 緑色の友。
ストームトルーパーが 頼もしく見えるのEP2だけですよ。
ていうか よくこんなうさんくさい軍隊を使う気になれるな、ジェダイ共。
ヨーダの シス並みに容赦のない攻撃指示もあって
今作、とんでもない強さの軍隊になっている。
普段のあの ゲノム兵かって動きは 一体何なんや…。
クローンも 経年劣化するんでしかね?
↑ パルパルばんざーい。 ってバカっ!!(ノリツッコみ)
そして 忘れちゃいけない ルーカスの忌み子。
全米が吐いたという ジャージャー・ビンクス。
今作は前作の反省を生かしたのか ジャージャーの出番が
大吟醸レベルの精米歩合で 削られてしまっている。
登場人物も オビ以外、 ジャージャーに 露骨に冷たいし
非常にマズいのが 後の帝国軍になる クローン軍団の
軍隊保有を パルパルに 取りつけさせてしまったところだ。
↑ 冷たっ!?
ジャージャーは 意気込み言ってるだけでしょうがぁ!
ちょっとぐらい 労うとか、いろいろ汲んでやれよ!
ジャージャーなりに モリモリ頑張ってみたら、
こんな少ない出番で 戦犯おしつけられちゃ そらもう出たくなくなりますわ。
こんな民主主義なら 次回作で
「万雷の拍手の元で死にました。」なのも 納得できるのだった。
総評です!!
↑ ステージで サイリウムを振り回すのは おやめくださーい。(係員)
まさにまさに スターウォーズだ!
特筆すべきは やはりライトセーバー。
地下アイドルオタクlevel100とも言うべき
入り乱れるライトセーバーの景気の良さ。
今までのSW一作にでてくるライトセーバーは
せいぜい1本か2本、サービスで3本くらいなので
こんなにライトセーバーが ブンブンしてたら熱くなるしかない。
他のシーンも CGが加わったおかげで 迫力がグンと増し、
さらに細かい 描写も 繊細に描きぬけている!
↑ やっぱりかっこいいクリストファー・リー。
↑ 裏で暗躍する 暗黒卿。 一体 何パティーンなんだ…!
今作の敵、ドゥークー伯爵。
シス芸名は ダース・ティラナス。
ヨーダの元パダワンで、前作死んだクワイ・ガンの師でもあったが
今は シスの暗黒卿の弟子として 分離主義軍を 率いている。
今作で ちょっと残念だったのが ボスとのライトセーバー戦が
イマイチなところだ。 というか EP1の ダース・モールが ヤバすぎた。
↑ ヨーダ、めちゃくちゃ強いんだけど 怪鳥音がうるせぇ!
ヨーダも 人形の身体から解放され、CGの身体で 動き回る。
ていうか 速すぎて 何してんのか分からんのだが、
観終わったあとに とにかくカッコいい…とため息をつく
ジェダイングアクションに 誤魔化されろ!
↑ 断ったら フォースで何されるか分かりませんね…。
まだ童貞だった頃の ダース・ベイダーは
パドメと話すとき、 いつも以上に目が据わる。
僕としては 彼が、フォースを
催眠アプリみたいに使わないか 気が気じゃない。
思春期×ジェダイ=めんどくせぇ
と言う方程式を その身を持って証明してくれた。
ていうか、ルーカスは、アナキンの前に
ジャージャーを救え! 僕から以上!
↑ ほら、こんなにイイ子! 表情が 完全に死んでるけど。
『今日のMILF』
↑ こんなパジャマある?
パドメ。
やっぱキレイですね、ナタリー・ポートマン。
最初は 「あの腕白ボウヤが こんなに大きくなって…」という
近所の クソガキを見るぐらいだった パドメ。
しかし、アナキンが 「めっちゃ好っきゃねん…」と
かわいそうになるぐらい アピールしてくるので
そのうちパドメも 「アタイも そうかも…。」と
プラシーボ効果に近い感じで アナキンに惚れる。
そしてついに結婚。 こうしてめでたく また一歩、
ダース・ベイダー誕生に近づいたのだった。
このドアノブカバーみたいな 被り物かわいいんだけど
ウェディングぽくねぇなぁと 思った。(無粋)