去る2月1日。  ロッキーのライバルにして親友の

 アポロを演じた カール・ウェザースが  天に帰った。

 

 

 

 

    このニュースが日本に届いた日は  正月に続き、

   弟夫婦家族が やってくるっていうんで  

 

  

    朝から呑むぞぉ。 とアガっていたが 訃報を聞き、 

朝から もっと呑むぞぉ!とテンションが まずい方向に向かっていた。

 

 

 

 

   というわけで 自分なりに アポロ追悼を するべく、

 今回、『ロッキー3』を 鑑賞しようということになったのだが、

 

 

    

     その時、 不思議なことが起こった。(BLACK RX)

 

 

 

 

 

 

↑  視聴者を 置いていくスタイルの おっさん達の狂喜乱舞。

 

 

 

 

 

 

 

 

    カリフォルニアビーチで 戯れる

  汗びちょマッチョ 妖精2匹。

 

 

 

 

 このイカれた絵面に 泣かされるが来てしまったのだ。

 

 

 

 

 アポロが 亡くなり、、このあまりに 現実離れしたシーン

  神仏めいたものを 感じてしまう今、

 

 

  「キミにも 彼らが 視えるのかい!?」

これから 家族友人と このシーンを 観るたびに

こまめ確認していきたくなる次第である。 もしかしたら 僕にだけ見えてる可能性あるし

 

 

  

 

     天国に試合に行ったアポロに 想いを馳せろ!

    『ロッキー3』 レビューです!

 

 

 

 

    『ロッキー3』  (1982年)

 

 

 

 

 

 

   「虎の眼を取り戻せ!」   ロッキーシリーズの第3弾が登場だ!

  前回 最大のライバル、アポロ・クリードを下し 

  チャンピオンになった ロッキー! 順調に防衛も果たし

   人生も 言うことなしのハッピー野郎となったが

  すごい目つきで 睨みつける男がいた…!

   ライバルにして親友になる アポロとロッキーの友情に

  目を食いしばれ!

 

 

 

 

 

 

              軽くあらすじ!

        ※今回 完全ネタバレです! ご注意!!

 

 

 

 

 

      

              ↑ やったぜ!

 

 

 

 

 

       

      前作『ロッキー2』にて チャンピオンになったロッキー。

   今作は その直後からの 熱すぎるスタートだ。

 

  

 

   ロッキーシリーズは このサーガが 間接的じゃなくて

  直接的に 全作通じて 繋がってる感じが とっても良き良き。  

 

 

 

   前作で  仕事辞めたあとのみたいな 親近感

  魅せてくれたロッキーだったが チャンピオンになり

  全てが上手く回り始める。

 

 

 

 

     

       ↑ 本物のロッキーを どこにやったッ!?

 

 

     

              ↑ 防衛も順調だな。(頷きながら)

    

 

 

 

 

 

      クレカCMに出る ロッキーだったが

 前回の ロッキーは幻覚だったのか?ってぐらい こなれている。

 

  

 

 「俺のペースでやらせてくれ。」と 言い訳してみせるも

 

   嫌味CM監督に  人生ごとNGを だされて 

  マジ凹みしていた あの日のロッキーは もういないのだ。

 

 

  

   チャンピオンになってからの 防衛戦もまったく問題なく

  リングの上で おどけてみせるぐらいには楽勝だ。

 

 

   だが そんな浮かれロッキーを 

  目で殺す勢いで ガン見しているがいた。

   

 

  

     

 

   

↑ なんで売れてるのか分からんミュージシャンを見てるときの僕みたいなコング。

 

 

 

 

 

 

           コングじゃねぇか!

 

 

 

 

 そう、今回のは 僕も大好き「特攻野郎Aチーム」

コングで有名な Mr.Tだったのだ!  名前は クラバー・ラング。

 

 

 

 コングは なんで 自分のほうが 強いのに

ロッキーが あんなに 持て囃されてるのか 首を傾げていた。

 

 

 

そして 「スタローンだって ぶん殴ってみせらぁ!!」の精神で

 コングも ボクシング街道を 勝ち進んでいく。

 

 

 

 

 

 

↑ コングなんかと 戦ったら 確実に 壊されるから多少はね?

 

 

 

 

 

 

 

ついに チャンピオン挑戦という スタローン引換券を手に入れたコング。

 

 

 

だが 不思議とロッキーと マッチングしない。

なので ロッキーがいる現場まで ケンカを売りにいくという

 

 プライベートまで 悪役ボクサーなコング。

  

 

 

 

最初は コングの存在すら知らなかったロッキーだったが

妻のエイドリアンが とんでもないセクハラをされてしまい

 

 ウィル・スミス級に バチ切れて

コングの喧嘩を 買ってしまうのでした。

 

 

 

 

 

 

       ↑ これは しゃーない。

 

 

    ↑ ミッキー やっぱええなあ…。

 

 

 

 

 

 

   ロッキーは もう俄然 やる気になってしまったが

 ロッキーのトレーナー ミッキーは 

 

     すでに お通夜みたいな雰囲気だ。

 

 

  

 

詳しく聞くと、なんと今までの防衛戦の相手は  ロッキーの身体に やさしい 

低カロリーな奴を 選んでいたなんて言ってくる。 コングは避けてたんだ。

 

 

 

 

 今まででの奴らに 比べたら 奴は あまりにも コング過ぎるらしい。

つまり 負けるか 殺されちゃうかもって感じ。

 

 

 

 

こんなこと言われちゃ 一気に 萎むしかないロッキーだった。

 

 

  

 

 

 

   ↑ コングは ターミネーターだった…?

 

 

 

 

 

        

 

        アポロを倒して めでたしめでたし!かと思えば

      さらに パワー全振りのバケモノが 出てくるとか

      ロッキーの人生は まさに戦いの人生だぜ!

      ミッキーをして コングそのものと言わしめる

      クラバーに 立ち向かうロッキーだったが

       果たして どうなってしまうのか!?

 

 

 

 

              感想です!

 

 

 

 

    

      ↑ 伏し目がちスタローンが セクシー…エロいっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スタローン VS  コングッ!   ファイッ!! カーン

 

 

 

 

    今作の敵、コングは アポロからテクニックを 抜き取り

 パワーに全てスキルポイントを 振ったような 極パワータイプだ。

 

 

 

     右フックしかしてこないと言えば

    この特化っぷりが 分かっていただけるだろうか。

 

 

 

 

  さすがの ロッキーも そんなコングの眼を まっすぐに見られない。

コングは 「奴はビビってる」と言っていたが 僕は 「恋でしょ。」と言いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

    ↑ すみませんでした。 (靴下以外 脱ぎながら)

   

  

 

    ↑いままで どれだけ ミッキーに助けられてきたのかが分かる。

      

 

 

       

 

 

    コングの 一筋の涙のようで

   殺意果てに 目覚めたように見えます。

 

 

 

   まぁ、そんなのは 僕の気のせい

  もうノックアウト狙いではなく 言葉通り 殺しにくる。

 

 

 

ついにミッキーが 倒れてしまい エイドリアンの クズ兄ポーリー

 セコンドにつくが こちらも「殺せ!」という 指示しかしないのだった。

 

 

 

 

  

     ↑ あっダメな時の ロッキーだ。(確信)

 

 

 

 

   ↑ すげぇ! 肩が すげぇや!

 

 

 

 

 

 

 そもそも ロッキーコングの トレーニングが違いすぎる。

 

 

 

 ロッキースタイルだか何だか知らんが ミッキーも呆れる

 片手間トレーニングなロッキーに対して

 

 

   セルフ拷問としか言えない 熾烈なトレーニングのコング。

   結果は もう分かり切って ロッキーKO負け。

 

 

 

    逆に 「命があって良かったね。」ぐらいのアレだ。

 

 

 

 

 

 

 

     ↑ ミッキー…!(号泣)

 

 

 

 

 

 

  だが ミッキーは ロッキーの勝利を信じて疑わなかった。

結果だけを聞き、ロッキーが コングを 叩きのめしたと思い

 

  笑顔を浮かべ 死んでしまう。  こんなん泣くわ。

 

 

 

こうして 1~2で ロッキーを導いた 智将ミッキーは クランクアップ。

もうも ボロボロなロッキーの前に あの男が現れる!

 

 

 

 

 

 

    ↑  僕は 今でも 豚の眼です。(半ギレ)

 

 

 

 

 

 

   そう、ロッキーのライバル アポロ・クリードだ。

 

 

 

  コングに勝つために トレーニングしてくれるらしい。

その代わり 「あとで お願いを聞いてちょうだい」なんて言ってくるアポロ。

 

 

 

 「じゃぁ やります…。」と答えるロッキーの眼

  いつにもまして 眠そうなのが 気になるところであります。

 

   

 

 

 

     ↑ なんだこのコーデ!?

 

 

 

 

 

 

   そして やってきましたカリフォルニア。

 

 

 

 

  さっそくトレーニングを開始するのだが

 

アポロの 気円斬で ごと真っ二つにされて

仙豆で回復したような コーデ 視線誘導されてしょうがない。

 

 

 

 仙豆も 服までは戻らないからね。 せめて腹巻きでも巻いてちょ。

 

 

 

トレーニングも全力なら 全力なアポロ。

二人で カルフォルニアビーチで 全力疾走するのだが

 

 

 どこから見ても ロッキーが乗っていない。

 

 

 

 

 

 

   ↑ スタローン 「チッ うっせーな…(ボソッ)」

 

 

 

 

 

 

敵を翻弄するダンスダンスレボリューション足捌きを 教えてもらうも

あまりに ダルそうにやるロッキー。 GW後消える 新人くんかな?

 

  

 

 

 試合中のロッキーしか知らないアポロは 

 

 オフのロッキーのあまりのデリケートさ戦慄するのだが 

 それでも 根気よくロッキーに自分の技術を教え込もうとする。

 

 

 

 

 

        頑張れ! アポロ!

  しかし、ついにロッキーのやる気の無さ臨界を迎える。

 

 

 

 

 

   

        ↑ 思わず フリーズするアポロ。

 

 

 

  

      ↑ こっちにも 衝撃がきたぁ…!

 

 

 

 

 

 

 

 

    一作品に必ず起こる ロッキーが やる気をなくすor不貞腐れる等の

  現代っ子な シャバ像ムーブが 炸裂してしまった。

 

 

 

「今日より明日なんじゃぁ…」という 種モミじいさんな ロッキーに対して

   「今日やれ!!」と返す 漆黒林修こと アポロ。 

 

 

 

 

実は ロッキーはコング圧倒的殺意の前に  完全に 恐怖を覚えてしまい 

 立ち向かう気力を刈り取られてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

    ↑ 言えたじゃねぇか…!

 

 

 

 

 

 

 

  だが ここで エイドリアンが ロッキーの 

  救い上げるのが素晴らしい。

 

 

 

このシーンも(成長したなぁエイドリアン…)と メソメソ泣いてしまう。

 

 

 

奥手気弱 ペットショップ店員は もういない。

ボクサーの タフ妻 エイドリアンなのだ。 

 

 

 

 

 

↑ ここ観ると 「スティン・アライブ」で スタローン踊ってくれたらなと思う。

 

 

 

 

 

 

   時は来た! それだけだ!

 ここからは もうアガッていくしかない。

 

 

  やっぱ「ロッキー」の この爆発力を…最高やな!

 

 

 

   全力疾走で アポロに勝ち、海辺でイチャつく二人。

 仲良く ダンスダンスレボリューションして イチャつく二人。

 

 

 

 

アポロ直伝のステップは もう完璧で 今にも 「フットルース」にカチこみ 

ケビン・ベーコン 踊り明かしそうな勢いだ。 

 

 

 

 

 

 

 

   

    ↑  スタローン「えぇ…(困惑)」

 

 

 

 

 

 

 

    完璧に仕上がったロッキーに アポロは最後のピースを渡す。

   そうそれは アポロの心。  即ち 勝負パンツだ。

 

 

 

    アポロ履いていたパンツを 寄越してくるのだが

   凡百の男なら たとえ親友でも 野郎のパンツなんか履きたくない

 

     まず 洗濯したのかどうか 気になるだろう。 

 

 

   

 

 

  だが ロッキーは モノが違った。 まず遠慮するが しっかり受け取る。

 そして しっかりと履いて 試合に臨むのだ。

 

 

 

 

  ていうか たとえアポロが 目の前でパンツを脱ぎ、

 「履け! 今日やれ!」といって 渡してきても

 

  ロッキーは履いてくれるだろう。  勝手に そんな気がする。

 

 

 

 とにかくアポロの心は 確かに受け取った! 

  あとはコングを なんとかするだけだ!

  

 

 

 

 

 

 

 

   ↑ こっちのセリフ過ぎる。

 

 

 

 

 

 

  

 って、お前が それ言うんかいぃぃぃっ!!(銀魂風ツッコミ)

 

 

 

 

 

 

 

          

 

              総評です!!

 

 

 

 

 

 

       ↑ いい笑顔だ。

 

 

 

 

 

 

     アポロ、 『ロッキー』にいてくれて ありがとう!

 

 

 

 

    スタローンも言っていたが、カール・ウェザースがいなかったら

『ロッキー』の成功は なかったかもしれない。それぐらい存在感のあるだった。

 

 

 

 

  『ロッキー』のDVDの特典映像に カールオーディション話があって

面接の為に スパーリングしたところ

 

 相手が スタローンと知らず ボコボコにしたという伝説がある。

 

 

めちゃくちゃ面白い話ばっかりなので ぜひ「ロッキー」で確認してくれよな!

 

 

 

 

 

 

  

     ↑ いきなりフォースを飛ばしてくる ダース・コング。

 

 

 

 

 

    

 そしてついに シスの暗黒卿じみた格好で入場の コング。

 

 

 

   相変わらず右フックしか使ってこない

  体重が増え パワーは 前回よりも上がり コングも仕上がっている。

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

   

           ↑ っぶね!!

 

 

 

 

      

   しかし、アポロ仕込みのスウェーで コングの攻撃空を切り、

   いたずらに スタミナを消費していく。

 

 

   コーナーに追い詰められても 華麗な足捌きで スイッチング。

 

  

   無想転生のように アポロ乗り移ったような動き

   最高に 少年漫画してるぜ この野郎!

 

   

 

 

 

    ↑ それしか言えんのか!

 

 

 

 

 

 

さらに コングのセコンドが ポーリー同じレベルなのも追い風だった。

 

 

 

だが ここまで コング一人で 頑張ってきたんだなと思うと

スゴイもったいないなぁという気分にもなる。 まさに敵ながら あっぱれだ。

 

 

 

  ロッキーコング似た二人だったが

 信頼できる家族、師、そしてというが 勝敗を分けたのであります。

 

 

 

 

 

 

     ↑ 泣かないで…。

  

 

 

 

 

 

      「スタローンだけは勘弁な!」ってぐらいに

     べっきり心が折られてしまったコング。

 

 

   

 この後、ロッキーシリーズに コングは出てこない。

 しかも「クリード」で コングすっ飛ばして ドラコが出てくる始末だ。

 

 

   たった一試合でコレは もったいないので

  「クリード」の新作で コングの息子編 お待ちしてナス!

 

 

 

 

 

    

      ↑ いさおボイスが 心に沁みますねぇ!

       

 

 

 

 

       物語の グランドフィナーレ。

 

 

 

    天国の ミッキー、そしてアポロにも届くであろう

  高らかな 「やったぞぉ~!!」である。 

 

 

   まぁ今作 生きてるアポロにいるけど。

 

 

 

 

   しかし、現在も続いている アポロの息子「クリード」シリーズ。

 ロッキーの世界で アポロの魂は 永遠に生き続ける。

 

 

   そして ロッキーを観るたびに 僕達は アポロに会えるのだ。

    最後のクロスカウンターが 僕を熱くする限り。

   

    

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

   

   アポロ?  すぐに生き返られますか?(無茶振り)

 

 

 

 

 

 

   本日はここまで! お時間いただきありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

             「今日のMILF」

   

 

 

 

      

 

      

       ↑ はぁ~、ロッキー×エイドリアン尊い…。

 

 

 

 

 

 

 

             やっぱ エイドリアンよ!

 

 

       ホント 強くなったよなぁ。  そしてイイ女だで。

   なんかロッキーと エイドリアンの別れを見たいような観たくないような。

 

 

 

 

 

     

       

 

 

 

 

 

   

        これが BBC案件ですか…。

 

 

 恥ずかしながら、体が火照ってまいりました。(てへぺろ)