金儲けが 透けて見える 押し付けがましいラブソングほど

    ラブじゃないものはない。

 

 

   

      そう思っていた時期が 僕にも ありました。

 

 

 

 

    

     『ミニモ二テレフォン』という 歌?みたいなものが

  三週連続ぐらい 1位を取っていたのを見て 子供ながらに

 

「世も末だな。」と感じ、 日本のメインチャート見限った覚えがある。

 

 

 

 

だが 時が経ち、キャビアと とんぶり区別がつくぐらいには大人になった今、

 改めて『ミニモニテレフォン』などを聴いてみると

 

 

 

 真性ヤンキー 加護さん

「やってらんねぇよクソが。」と思いながら 歌ってたんだろなぁ…(推測)

 

 

当時は 分からなかった エグみ 味わい深さを しみじみ感じることが出来た。

 

 

 

 

そう、この世に 無駄音楽など ひとつもないんだと やっと気付けたんだ。

この計算でいくと もちろん『マッチョドラゴン』も ですよぉ?(ねっとり)

 

 

 

 あれは 藤波辰爾が ド下手くそでも  頑張って歌い上げてくるので

余計に タチが悪い。  努力してる人間を嗤うなんて気持ちよくねぇよ…。

 

 

 

 

そんな 見え透いたラブソングに 反吐がでていた僕が

明らかに アカデミー狙いのラブソングが流れる

  DVDを買っちゃうところまで 成長した!

 

 

 

  「本物」の歌声は 凡夫の偏見など 容易に噛み砕く。

『アリー/スター誕生』レビューです!

 

 

 

 

 

   『アリー/スター誕生』  (2018年)

 

 

 

 

 

奇抜なファッション、魂の歌唱力で 世界というフロアを席巻した 

ガガ様が  一人の夢見る女性 アリーを演じ抜く!

   主演は スーパースター、 レディー・ガガ!

  監督 兼 相方を務めるは イケおじ、ブラッドリー・クーパー!

   容姿だけで 歌手になる夢を諦めかける アリーに

  待ち受ける 人生とは!? 世界を揺らす 奇跡の歌声を全身で受け止めろ!!

 

 

 

 

 

 

             軽くあらすじ!

     ※今回オチまで話します! ご注意!!

 

 

 

 

  ↑ ハードカントリーとも言える ジャックの曲。

 

 

 

 

 

 

 舞台はアメリカ!  が 大勢の客の前で LIVEしていた。

 

       

奴の名は世界的カントリーミュージシャン ジャック。

演じるのは 『アメリカン・スナイパー』などの ブラッドリー・クーパーだ。

 

 

 

おうクーやん! 『特攻野郎Aチーム』の続編、

 永遠に待っとるで!!(迷惑ファン)

 

 

 

  

 

↑ こういうワンピ飲みしてみたいけど アル中 待ったなしよなぁ…。

 

 

 

 

   

   クーやん LIVEが終わるやいなや 酒をラッパ飲みし始める。

うるせぇ大学生のような カラッとした感じの 飲み方じゃないのは確かだ。

 

  

しかし こんな飲み方して酔っぱらっても カトちゃん見えてこないのは

さすが『Aチーム』で フェイスを演じただけあるのだった。

 

 

 

 

   

          ↑ 左が 親友で 右が アリーです。(念のため)

 

 

 

 

   一方そのころ ガガ様 演じる アリーが 職場を出ようとしていた。

 

 

このアリー、今作の主人公で めっちゃキレイな上に ものすごく歌が上手い。

今日も 仕事を終えて ドラァグクィーンのBARで LIVEの予定だ。

 

 

 

 が、このあと LIVEがあるのに 嫌味ったらしい上司が ゴミ捨ててこいという。

「ゴミなら目の前にあるなぁ。」と ギン目で睨むも しぶしぶ従うアリー。

 

 

   

 

 

  ↑ 個人的に 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の タイトル以来で

    ワクワクした タイトルどーん!でしたよ。

 

 

 

 

 

 

     しんみり歌うガガ様もええなぁ…。

 

 

 

そして 今作のタイトル そのまま 「A star is born」でイイじゃんと思った。

映画「アニー」一文字違い被ってるじゃねぇかよ。

 

 

 

「ビートルズがやってくる ヤァヤァヤァ!」とか

たまに とんでもない邦題つける奴がでてきて  ハラハラするぜ!

 

 

僕がポールだったら 「そんなこと言ってねぇけど。」なんてキレ散らしてるところだ。

 

 

 

 

    ↑ まだ飲むんかい!

 

 

 

 

 

   一方そのころ クーやんは が飲み足らず

  BARに向かっていた。 そして運命は交差する。

  

 

  そのBARこそ 今夜 アリーが歌うBARだったのだ。

 

 

 

 

   

 

   

      ↑ 泣いちゃう気持ち わかるわかる…(タメ口)

 

 

 

 

 

    高らかに 「La Vie en rose」を 歌いあげるアリー

   思わず ポロリとがでる クーやん。

 

 

    僕は 音楽で泣いたことは いまのところない

ちあきなおみが 『紅い花』を目の前で 歌ッてくれたら 泣く。(確信)

 

 

 

   アリーの歌声に 惚れたクーやんは 楽屋に行き、

 アリーを飲みに誘う。 ふつう初対面で ここまでグイグイいけないねんな…。

   

 

 

   

  

 

  

     ↑ ええ歌詞やこれは…。

 

 

 

 

     いろいろあって スーパーの前で 駄弁る二人。

   深夜のドンキで見る ヤンキーカップルみたいだぁ…。

 

 

 

  いろいろ話を聞き、 アリーは鼻の形のせいで デビューできないこと

 自作の曲も 作ってるが  自分に自信が無くて歌えないことなどが分かる。

 

 

  クーやんも 自分の過去を アリーに話したことで

アリーは クーやんを歌詞にして 自作の曲で 歌い始める。

 

 

 

    後に世界を席巻し、 僕に今作を購入させるきっかけになった

Shallow』 誕生したのであります。

 

 

 

  それでは 初めて聴いた時、 が 揺れ、脳みそが揺れ、

揺れちゃいけないところまで揺れた 『shallow』 御静聴ください。

 

 

 

   

  ↑ クーやんの 歌声も 激エロだぜ!

 

 

 

 

 

     

     『ボディガード』の ホイットニー、

     『アルマゲドン』の エアロスミス。

     『タイタニック』のセリーヌ・ディオン。

    名作には いつも名曲が ついて回ってきた!

     今作だと 「shallow」がそれだ! ガガ様が本物だと

    確信したクーやんは アリーをライブツアーに誘うが…!?

    あいつさえいなければ…と 思わず爪噛む スター誕生映画に

     いろいろと不安定になっちまえ!

 

 

 

 

 

              感想です!

 

 

 

    

         ↑ この頃の クーやん キラッキラやんな…。

 

 

 

 

 

      作品全体を取り巻く 音楽の 圧倒的パワーよ!

 

 

   これら聴いちゃうと ミニモニも ええとこあるやんとか

誤魔化してた自分が ふき飛ばされる。  

 

 

 

   なんで売れてんのか分からん曲を聴くよりも

こんなん売れるわ…。となる曲を聴くほうが いいに決まってるよねそりゃ。

 

 

 

レディー・ガガの 小細工なしの限りない歌声(パワー)を聴き

  まさに「本物」を魅せられたって感じだ。

 

 

 

 

  

    ↑  ジャニーズは もう砕けました。

 

 

   

 

  

  しかし、そんな今では大スターの ガガ様

昔、女優を目指したとき「顔がね…」と と向かって言われたらしい。

 

 

『マチェーテ・キルズ』で ガガ様だした ロドリゲス、

先見の明あり過ぎない?  今思えば 3Dを取り入れたのも早かった。

 

 

 

  いや、今はロドリゲスの話をしてる場合じゃねぇ!

 

 

 

 

    ↑ ふざっけんじゃねぇよオラァ!(義憤)

 

   ↑ いい曲と歌声があれば それで良しッ!な クーやん。

 

 

 

 

 

 

 こういう話を聞くと、似た感じのアイドルグループが

 量産される理由が分かる気がする。

 

 

 

 まぁそんな クソみたいな理由で 歌手になれないアリーに

クーやんが その才能を見出していくのだ。

 

 

 

 そして ガガ様の演技も 大変素晴らしく、

レディー・ガガという先入観なく 一人の女性アリー

 見事な シンデレラストーリーを魅せてくれた。

 

 

 

  

  

  

         ↑ ケツに刺すのか…(困惑)

 

 

 

 

 

  そして 今作の もう一人の主役 クーやん。

 

 

 

 彼の 度を超える飲酒量は 絶えず響く

耳鳴りを誤魔化すためだった。  あと寄る年波からの ステロイド注射。

 

 

 

  改めて 郷ひろみって化け物なんだなぁと思う。

 もしかして あの人 もうCGなんじゃないの?(郷ひろみAI説)

 

 

 

そんな  ボロボロな状態で出会ったのが 

アリーだったのだ。 この運命力 僕は嫉妬表するッ!!(フーゴ)

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

    今作の 周りを固めるキャラも最高だ。

  アリーと クーやんが 迷ったときは 助け導いてくれる

 素敵な奴等ばっかしですよ。 たった一人を除いて。(後で話します)

 

 

 

 

  アリーの親友は  クーやんのLIVEに 出るのに戸惑ってるところを

 背中を押してくれるところが最高だし、

 

 

   クーやんには アリー結婚すること決意させてくれる

  素敵な友達がいるしで  羨ましくてしょうがない。

 

 

 

  

 

 ↑ おじさんの 人生が こっちまで沁みてきましたよ…!(にっこり)

 

 

 

 

     ↑ やだっ! 魔界と 通信が繋がったわよ!?

 

 

 

 

 

 

   ハリウッドの オカマの 面白さは異常。

 

 

 

 物語が 陰鬱な展開になりそうな前に

ドラァグクィーンの 姐さん方が出てきてくださるので

  一気に 今作やっぱ面白れぇな…となるのでした。

    

 

 

 

   ↑ アリーの スターとしての成長を見守る クーやんの顔がイイ…。

 

 

 

 

 

 クーやんと LIVEツアーをしていくうちに アリーにも人気が出ていく。

 

 

  凡百の映画なら これで男役嫉妬していく展開だが

 クーやんは そんな短小男じゃねぇ。

 

 

 

  むしろ アリーが世界に 認められるのが嬉しいのだ。

しかし そんな順風満帆を ハリウッド起承転結が見逃すわけがなかった。

 

 

 

 

  

     ↑ 君、ちょっと悪ふざけが 過ぎるねぇ。

 

 

  

 

 

 

 

  コイツが 先程言った あったかい連中ばかりの たった一人の例外。

  今作の死神、マネージャーのレズだ。

  

 

 

 

  

  先に言っておく。  お前 アズカバン送り決定。

吸魂鬼に チューされてしまえ。 それほどに お前は罪深い。

 

 

 

 

↑ なんだか 娘がキャバクラで働いてるのを見た父の気持ちになりました…。

 

 

  ↑「僕が取ってきました」って顔で言うから 殴りたくなる。

 

 

 

 

 

   このクソマネのアドバイスで アリーの曲

 ダンスと相まって ものすごく卑猥になっていく。

 

 

 いわば 流行りに乗っただけ 時代には残らない音楽

   

 

 

 

 

  こういうクソマネみたいな 奴こそ

アリーのを どうこう言ってくるだろうに

 

  そんな毛嫌いしてた奴等じみたクソマネに 売れたこと

感謝してる アリーが 哀れだし みていられなくなる。

 

 

 

 

 ↑ クーやんくん! アニーを責める前に君も酒を やめよう!

 

 

 

 

 

 いままでのコンプレックスのせいで舞い上がるアリー。

 

そのせいで アリーの魅力が死んだと嘆き

 さらに辞められなくなる クーやん。 

 

 

 

  一体、この映画 どうなってしまうのか!?

 

 

 

 

 

            総評です!!

 

 

 

 

 

 

  ↑ ガガ様の  鼻アピ いっぱい好き。

              

    

 

 

 

 

    あのクソマネさえいなけりゃ

 こんな幸せな 毎日続いたんじゃぁ…!(菅原文太)

       

 

 

 

   もうええ! ワシが あのクソマネのとっちゃる!

  と、息巻くぐらいに クソマネのせいで 崩壊していく クーやん。

 

   

 

 

   アリーが スターダムを のし上がってる間に

 クーやんの仕事は減っていき 酒とドラッグに溺れるようになっていく。

 

 

 

 

 

   

      ↑ 大のほうじゃなくて よかった~。って思うわけ(ポジティブ)

 

  

 

 

 

 

   初代プレステの バイオハザード失禁した

 お漏らシストの 僕でも さすがに グラミーの舞台粗相したことはない。

 

 

 

 

  アリーが ついにグラミー賞を取った舞台で

 クーやんは オシッコを しーしーしてしまうのだった。

 

 

 

 

 

  こんな 世界中が見守る 羞恥プレイどれだけの快感が…!

なんて思う僕を尻目に クーやんは さすがにやり過ぎた

 アル中更生施設に 入所する。

 

 

 

 

 

 

   ↑ 今度 上司に怒られた時の 参考にするゾ。

 

 

 

 

  

 

   ここで 初めて ワンワン泣く クーやん。

 張りつめてた強さが 溶けて 弱さを見せちゃう展開  好き。

 

 

 

 

 

 アリーも こんなションベンたれを 慈悲の心で許すし、

オシッコのおかげで また元の仲に戻れたんやなって…!

 

 

 

 

 

 つまりあのクソマネは お小水以下ということで よろしいでしょうか?

 

 

 

 

  

    ↑ 自分が一番 論外だと お気づきでない…!?(戦慄)

 

 

 

 

 

  こういうハリウッドに出てくる マネージャーキャラって

 から 生えてきてるのを収穫してるのかしら?

 

 

 

 

 

 『ボディーガード』といい 『ドリヴン』といい

 安定した 品質のクズばかりだ。

 

 

 

   やっと 昔の二人戻れたのに クソマネが 再度立ちふさがる。

 

 

 

   クーやんと二人で出ないと ライブツアーは やらないとまで言うアリー。

 「よう言うた!」と 思わず膝を打つ僕だったが クソマネが譲らねぇ。

  

 

 

 

 

   ↑ のるな! 殴れ! クーやん!

 

 

 

 

 

 

  尻ぬぐいだぁ? クーやんが漏らしたのは

おちんちんの方だろうが!(屁理屈)  何言ってんだこのクソマネ。

 

 

 

 

 

 しかし、クーやんは 芸能界にいるには 繊細

 優しすぎた。 奴の言葉を真に受けてしまった クーやん。

 

 

 

 

 

 

  もうアリーの邪魔に ならないように

 自殺することを決意する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クーやんが 首吊ってる最中に  アリーは「shallow」を 歌う。

 

 

 

 

 

この「shallow」が 二人で歌ったときの美しさ

跡形無くなってるアレンジをされちゃって 僕の胸をしめつけるのだ。

 

 

 

 

 こうして アリーは 夫の死を乗り越えて スターになったのでした。

 

 

 

 

クソマネが 最後に遺したクーやんの

また荒稼ぎするんだろうな…と思うと

 

 ハラワタが 5時間ほど コトコト煮えくり返る思いだが

アリーは 心を込めて その曲を歌い続けるんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

  ↑ ホイットニーと並ぶ 名シーンだ!

 

 

 

 

  

   レディーガガ 歌声に導かれて出会えたこの映画。

 

 

 

 はっぴぃえんどじゃないのが残念だが

僕の人生の中で かけがえのない一本になったのは確かだ!

 

 

 

 

 そして 今作のような 勝ち逃げクソマネが出ないように

歌姫が マシンガンを構えるような映画が

 

 

  誕生してくれるのを願うばかりである。

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

      本日は ここまで! お時間いただきありがとうございました!

     「今日のMILF」は 文字数ヤバいので 中止です!

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

        違う、そうじゃない。

 

 

 

 

   やっぱハリウッドオカマの 面白さ異常。(再確認)