東京都知事選挙で、小池知事の安定感が増す反面、

どうも蓮舫候補の伸びが鈍化しているみたいです。

 

原因は簡単です、批判ばかりの蓮舫に行政のトップが

不適切だと思われたくなかったからです。

 

反自民・非小池の闘いではなく、

反自民・反小池・非共産でなくてはいけなかったのです。

 

 

 

反面、維新からの推薦も断り、市町であった安芸高田市からも追い出された、

行政マンとしては失格の石丸伸二候補が一般大衆の支持をえているみたいです。

 

私自身は立憲共産党の逆風は感じは薄れているように、街頭では感じていましたが、

これは共産党の衰退が止まったのではなく、私自身の日頃の努力が

実った成果なのかもしれません。

 

このままでは、蓮舫候補は負けてしまいますが、

その記者会見で、

「蓮舫のことは嫌いでも、立憲共産党は嫌いにならないでください!」

といえるのでしょうか?

 

 

 

 

多分、蓮舫氏も立憲民主党も戦略を変えなければならないでしょう。

 

私自身、教科書会社にいたときに

 

バリバリの共産党系組合、「出版労連教科書共闘会議」(一般人には恐ろしい感じ)の

事務局次長をしていたので、そのイデオロギーの恐ろしさはよくわかります。

 

まず、根拠なしの「憲法改正反対」世界との協調のなかでの相対的反対ではなく、

有無を許さない絶対的な反対!!

 

次に日本のエネルギー事情も考慮しない「原発絶対反対!」

私の妻の父親つまり義父は、大手原発施工業者で、原発現場の所長を

20年務めていたひとなので、その良しあしを直接聞いていた私には

疑問しかありません。

 

辺野古の反対もなんでそこまでやるのか分かりませんし、

大江健三郎とかがなんですごいのかとか少しもわかりませんでした。

 

なので、教科書共闘会議のメンバーは、確かに労働条件を勝ち取る

戦術・戦略は本当に参考になりましたが、

メンバーになるには、自民党が良いと思う方には、

目に見える違和感があったのは間違いありません。

 

それと共産党に対する逆風が再び吹き始めたのは、

習近平とプーチンの影響もあると思います。

そして、名前を出してはいけない北の方が・・・・・。

 

彼らの共通点は嫌われることを怖れていません。

 

「私のことがきらいなら ○○にしてあげるから!!」

 

議員と違い行政のトップで一番大切なことは「嫌われる勇気があるか!」

ということなのです。

 

小池都知事の勝利宣言は

 

「自民党のことが嫌いでも、小池百合子は嫌いにならないでください!」

 

になることは、間違いない!!