ウマ娘プリティーダービーにも
あの伝説の馬「ヒカルイマイ」がいるとは驚きました。
ヒカルイマイは1971年の皐月賞・ダービーを制した2冠馬で、
血統重視のサラブレッド界では珍しい、血統証が紛失してしまった、
サラ系という条件の馬でした。
当時のダービーは30頭近い多頭数で競われたので、
第1コーナーを10番手以内で回らないと優勝権争いから
脱落する「ダービーポジション」というセオリーがありましたが、
最終コーナーを28頭中23番手とほぼ最高峰から
ゴボウ抜きで優勝した名馬です。
伝説は血統と展開という過去のデーターの二つを同時に覆したとからはじまります。
蓮舫氏はヒカルイマイのように奇跡の勝利を呼び込むことができるのでしょうか?
過去の東京都知事選挙を振り返ります。
1995年 優勝 青島幸男 62歳 1,700,993票(36.6%)
1999年 優勝 石原慎太郎 66歳 1,664,558票(30.5%)
3位 舛添要一 50歳 836,104票(15.3%)
2003年 優勝 石原慎太郎 70歳 3,087,190票(70.2%)
2007年 優勝 石原慎太郎 74歳 2,811,486票(51.1%)
2位 浅野史郎 59歳 1,693,323票(30.8%)
2011年 優勝 石原慎太郎 78歳 2,612,120票(43.4%)
2位 東国原英夫 53歳 1,690,669票(28.1%)
2012年 優勝 猪瀬直樹 66歳 4,338,936票(67.4%)
2位 宇都宮健児 66歳 968,960票(15.0%)
2014年 優勝 舛添要一 65歳 2,112,979票(43.4%)
2位 宇都宮堅児 67歳 982,594票(20.2%)
3位 細川護熙 76歳 956,063票(19.6%)
2016年 優勝 小池百合子 64歳 2,912,628票(44.49%)
2位 増田寛也 64歳 1,793,453票(27.40%)
2020年 優勝 小池百合子 67歳 3,661,371票(59.7%)
2位 宇都宮健児 73歳 844,151票(13.8%)
となっています。
ビックリしたのは、50代で都知事になった人がいないことです。
初戦が60代ならば、連覇は70代でも余裕で勝てるというデーターが
出ています。(さすがに70歳デビューは辛い)
蓮舫氏は56歳なので、落選しても次回は60歳で、3回目は64歳という絶好のタイミングで
都知事選がきます。
石原慎太郎氏も舛添要一氏も初回は落選しています。
ただし、小池百合子知事だけでなくすべての知事が2戦目を超える得票数には
行ってません。
多分200万票前後の戦いになることは、専門家の大方の見方で正しいと思います。
50代と現役候補を破ると言う二つの壁を突破することが出来れば、
奇跡の名馬となれますが、
ダービーと違い一生に一度の訳ではないので、敗れたと言っても
全く傷になりません。
蓮舫氏の本当の敵は、小池百合子ではなく意外や年齢の壁なのです。
悔いを残さないように頑張ってください。