本日は、毛呂山人権講座がありテーマは
「男女共同参画」についてでした。
そのなかで、経団連が、選択的夫婦別性の法改正を
政府に提言しました。
なので、講師の先生が「選択的夫婦別性」について肯定的な意見を述べる中、
さまざまな意見が交わされました。
①同じ性を持つのはお墓の問題などもあり、宗教的な面のあり難しいのでは?
②父親が佐島で、母親が井上の場合で、とりあえず子供に佐島の苗字にしたら、
子どもが町長と同じ苗字がいいといいだしたらどうするのか?
③もともと相続権は嫁(婿)に行った家ではなく実家にあるので、
婚姻制度そのものをいじるのではなく、旧姓を普通に使用できれば
良いのではないのか?
などの意見が出ました。
私は、出版社に25年いましたが、女性の活躍なしには存在できない
業界なので、結婚後の名刺は普通に旧姓を使っていましたし、
ほとんどの社員が結婚後の苗字を知りませんでした。
子どもの姓については、確かに問題はあるかもしれませんが、
現行制度でも離婚した場合ときに、、約60%の人が旧姓に戻して
いますし、親権も母親がとれば子供も母親の旧姓になるので、
解決できない問題でもなさそうです。
驚いたのは、毛呂山町の女性議員は2名ですが、職員の管理職(課長)は1名ということです。
もちろん議会で反対側に課長さんたちが座っているので、認識はしていますが
実際に資料としてみると問題意識のなさが露呈されてしまいました。
夫婦カウンセラーとしても、若いときは長男・長女なので、どちらの姓になるか
で結婚できないカップルがいることも確かですし、
アラカン男子・アラカン女子の姓の問題は、あの義母のいるお墓に入りたくないので、
旧姓に戻す(離婚する)と言われるのがとても怖い自分がいます。