西新宿ストーカー殺人事件において、女性側に「おねだり女子疑惑」や

「結婚詐欺疑惑」などが出ています。

 

 

 このような噂が出ることは本当に残念なことだと思います。

 

 50代の男性は昭和の時代に比べて外見が本当に若く見えます。

 なので、ある程度の経済力が出てくると20代の女性に

 ワンチャン(ワンチャンス)あるのではないかと勘違いしてしまいます。

 

 私は、夫婦カウンセラーの資格を持っていますが、男性も女性も

 お付き合いしたり結婚したりする希望の年齢は、2歳前後です。

 

 なので、25歳の被害女性からしたら、恋愛対象は23歳から27歳の男性なのです。

 (ここではLGBTQの話はやめましょう)

 

 

2020年の厚生労働省の調査では、結婚の年の差は0~1歳で

全体の40%を占めます。

 

この傾向は、戦後からずっと続いていて、「女性は年上の男性を求める」という

キャッチフレーズは、結婚できない30代の男性に20代の女性を結びつける、

結婚ビジネスの広告だった可能性が高いと思われます。

 

私は、2014年に親会社から年下の課長が天下ってきたために

課長になることを断念しなければなりませんでした。

 

ただ、暗黙の条件として部長代理手当までの残業は会社に入れば

もらえることができました。

 

しかし、課長になれないことは、社会から認められていない無能力者の

烙印を押されている感じがしてなりませんでした。

 

そこで、その穴埋めをするために大阪のユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の

パフォーマーの追っかけをすることになりました。

 

どうしてでしょうか?

 

当時のUSJは全国的には東京ディズニーリゾート(TDR)に比べて、

評価が低く、2流のテーマパークだと思われていました。

 

そこで、いち早く情報を手に入れて他人との比較優位を採りたいと

思ったからです。

 

今回の容疑者との共通点は、他人との比較優位でしか

自分の評価が出来ない点です。

 

今回の被害者がガールズバーを経営していた時の料金と

キャバクラというかクラブを経営していた時の料金では、

10倍以上違ってきます。

 

ガールズバーで比較優位であった容疑者もクラブでは

劣位の顧客に成り下がってしまいます。

 

2000年代になり、このような社会的問題を起こすのは、ADHDやADS(アスペルガー障害)

が原因と言われるようになりましたが、

 

1980年代から2000年までは、どちらかというとアダルトチルドレン(親がアルコール依存症による

機能不全家庭)が原因と考えられていました。

 

 
「推し」と「オタク」の違いを考えてみます。
 
もし、今回の容疑者が「推し」の場合には、開店の花は有志一同で送ります。
私はアイドルの追っかけもやっていたのですが、推し同氏は仲良く記念写真などを
撮っています。
この世界には比較優位性はありません。
 
では、「オタク」はどうでしょうか?
「オタク」知識の量も質も深さも広さも他人よりも優位でなければ、
希少価値がでません。
 
なので、容疑者も確実に一人で店に通ってきたはずです。
一人で多額の料金を支払ったかもしれませんが、
お客を紹介などは絶対にしません。
 
「元銀座NO1を俺の女にする!」これこそ比較優位どころではなく、
絶対優位の条件に値します。
 
推しは、そこそこの料金しか支払わないかもしれませんが、
友達と一緒にきてくれます。
 
基本的にガールズバーは1対1対応で、指名料を支払えば
独占も可能ですが、
 
クラブでは、1人で数人を接客することができるので、
一人客は3人分以上おごらないと比較優位は採ることが出来ません。
 
なぜ、アダルトチルドレンは比較優位にこだわるのでしょうか?
 
子どもの頃の親は、絶対優位の状況にあるからです。
アダルトチルドレンは、
比較優位の立場にいないと不安になってしまう宿命を背負ています。
 
ストーカー対策になるとは思いませんが、「友達を連れてこない」常連客には、
注意したほうが良いかもいれません。