雪が降りそうなので、チラシ配布も出来そうにないので、

久しぶりに映画を観に行くことにしました。

 

今回観た映画は、「カラオケ行こ!」です。

 

 

今回は6ポイントを使って無料で観ることが出来ました。

 

この映画は、同人誌の漫画が原作をもとに創られています。

ただ、原作漫画は全く知りません。

 

では、何で観に行ったかというと、娘が準大手のカラオケ会社に勤めているので、

なんとなく観に行きました!

 

感想としては、「自分の好きな歌を歌うのか」「自分の声帯や声質に合った歌を歌うのか」

という選択を迫る映画のように感じました。

 

会社選びも「給料の良さ」で選ぶのか「福利厚生や安定」で選ぶのか「やりがいや将来性」で

選ぶのかと言ったことと同じようなものです。

 

原作者には著作権という強い権利主体を持ちます。

アニメ化や実写化については、利用許諾を受ければ2次使用者として創作することができます。

 

この時に原作者の著作権に同一性保持権というものがあり、原則忠実に再現しなければなりません。

著作者の意に反する使用をすると著作権侵害となり、民事だけでなく刑事としても告訴されることがあります。

 

私は知財検定は3級は合格しましたが、2級は落ちてますので間違いがありましたらご指摘をいただければと思います。

 

さて、この著作権の2次使用で大きな事件が起きました。

 

セクシー田中さんのドラマ化の問題です。

 

 

 

 

 

私はこのドラマの原作は読んでいません。

ドラマはUSJで以前、インドのダンスショーをやっていて好きだったので、

なんとなく見ていました。

 

まあ、インドのダンスとベリーダンスは違うのでしょうが、

素人なので区別がつきません。

 

まず、ドラマを見る人の多くは原作を知りません。

やはりテレビの視聴者は原作の読者よりひとケタ多いと思います。

 

また、テレビの脚本家も本数をこなさなければならないのと、深夜ドラマに関しては、

視聴率よりもインパクトが必要となるので、原作をオリジナル風にアレンジしたくなるのは

当然のことだと思います。

 

私も資格の勉強程度しかしていませんが、昔の日本政府は映画産業育成のため、

原作の2次使用料を低く設定した経緯があります。

 

私は教科書会社に勤めていましたが、問題集を発行する会社への著作権使用は、

教科書著作権協会に一元管理されて、廉価で提供されます。

 

著作権使用料が安いので、映画やテレビドラマに原作利用に積極的になります。

 

原作者には映画化やアニメ化にして、名を売りたい方も大勢います。

これは生き方の問題なので、否定はしません。

 

しかし、そんなことには関係なく自分の人生をかけて作品を作り続けたいか方も

います。

 

前者を私は「アイドル」と呼び、後者を「アーティスト」と呼びます。

 

でもこの頃は、アイドルもかなり歌もダンスも上手く、

アーティストもビジュアルの良い方もかなりいます。

 

カラオケ行こ!のエンディング曲をリトグリが歌っていることを

字幕スーパーで知りました。

 

8年ほどファンクラブに入っていますが(現在も継続中)、

新メンバーになってからはほとんど情報を入れてませんでしたので

驚きました。

 

 

私はアイドル好きなので、アーティストになっていく姿が残念なんですよ(笑)

 

私は、2015年に3カ月で50本の映画を観たことがあります。

好き嫌いに関係なく上映している作品があれば全て観ることにしました。

 

それでも追いつかないくらいの作品があり、テレビドラマなど観る余裕もありませんでした。

 

しかし、それ以上に現在は映画化や地上波のドラマだけでなく、ネットフリックや衛星放送などでも

次々に作品が出ています。

 

それもかなり質が高いものです。統計は採っていませんが質量ともに世界一のコンテンツ産業国なのでは

ないのでしょうか。

 

地上波のドラマ視聴率が低くなったのも、他のコンテンツ産業にシェアを奪われているからなのでは、

無いのでしょうか。

 

アメリカはポリコレ問題で、面白い作品が出来なくなっていると聞きます。

 

しかし日本の作品は、意外と自由度が高い感じがします。

 

なんので、こんなドラマも作ってしまします。

 

 

ここで言いたいことは、これだけのコンテンツが出ているのだから、

ヒットすることが至難の業なのです。

 

その原作である漫画や小説を映像化するときの2次使用は、

原則的に同一性保持権を遵守しなければならないと考えています。