2016年(平成28年)の白表紙問題による「教科書発行者行動規範」により、
現場の先生(教諭・教頭・校長・指導主事・教育長)への校正・校閲活動が、
実際(実質ではない)にできなくなりました。
これは悪までの推測なのですが、2016年に次回の検定において
検定意見が総ページ数の1.2倍を超えると検定が不合格になるという
通達がきました。
検定意見には、単純な誤記・誤植も含まれるため、編集現場はかなり
混乱していたように思われます。
実際に検定不合格(下記のブログを参考にしてください)の教科書がでました。
ただ、教科書採択は4年に一度ですが、検定は次年度にも出せるということですが、
採択のない教科書はつくれません。
文部科学省も総ページの1.2倍ということなので、300ページの教科書なら
360個所まで間違えられるので、本気で不合格を出すつもりはなかったと思います。
実際にそれ以上の間違いがあった教科書も、修正を出せば合格したとも聞いています。
こちらのブログもみてください。