工芸と民芸。刺し子はどっち? | 文京区根津 刺し子教室・ワークショップ

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ぐし縫いと庄内刺し子を中心に刺し子を基本から学び、生活に活かす
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*糸おり(しおり)刺し子教室
刺し子のgypsophila(ジプソフィラ)主宰

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刺し子のアトリエ
gypsohila(ジプソフィラ)より
こんにちは。

日本の手しごとと暮らす楽しみを作る
木内しおりです。





刺し子って

・工芸
・民芸

どちらだと思いますか?




わたくし、勘違いをしていました。


刺し子は「工芸」に分類されないと
思っていました。


「工芸」は高度な技術で作られた
美的価値を持つものの事で

例えば
螺鈿、漆器、友禅、日本刺繍など
身分の高い方々の持ち物で
贅沢ながらも美しい品物という
認識でした。



対する「民芸」とは
庶民の生活に根差した
親しみのあるもの。

なので、刺し子は
工芸と一線を画された
「民芸」と呼ばれるものとばかり
思っていました。





しかし。





ふと、調べてみて
オドロキ桃の木。



刺し子も工芸と呼んで良い
ことがわかりました。


「民芸」は生活に必要
かつ
実用的な「工芸」を指す、
柳宗悦さんの造語なのだそうです。



えぇー

なーんだー

_(:3 」∠)_



これで胸を張って
刺し子を「伝統工芸」と語れます。

勉強不足、お恥ずかしい限りです。