『お役目』とかではないですよ
どうもどうも、
世界を旅する魔法使い nao です
先日、映画
『すずめの戸締まり』を観てきました
新海監督の作品は、『君の名は。』を観ました。
『天気の子』はよくおすすめされるのですが、まだ観てません。（いつか機会があればと思ってます）
『君の名は。』について、ここで一般的な感想を書いても仕方ないと思うので（笑）
ワタクシ的な感想を一言で書くなら「知ってた」です。
なんか偉そうですが
（すんません）
『君の名は。』には「やっぱそうだよねぇ。」という、
私的にはあるあるなメッセージがふんだんに散りばめられていると感じたんです。
私がそもそも物語の内容を「知っていた」わけではもちろんないですし
上から偉そうに「知ってた」と物申すつもりは毛頭ございません。
ただ、私が知る世界を映画や物語という形で代弁してくださったように勝手に感じて、うれしかったし、安心したんです。
もちろん、物語としても素晴らしいと思います
私個人的には、そのメッセージを盛り込んだ上で映画という作品にされた才能に素直にすごいなぁと思っています
新海監督の最新作が『すずめの戸締まり』です。
誰かにおすすめされたわけでも、事前に調べたわけでもないのですが
『戸締まり』というワードに反応して観たくなりました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
私は日本8か所にある『レムリアの扉』を探して、現地で扉の開け方を確認する…ということをしてるもんで。（ちなみに世界版もあります）
ゆくゆくは、各扉の鍵を持っている人を見つけて、その人に扉を開けてもらうようお願いするというのが私の役割です。
現段階で4ヶ所（＋1）の扉に行けたので（屋久島は場所はわかったけど現地確認ができていないという状態）
残り3ヶ所の扉を探しているというところ。
扉を開けてもらうのはまだ先になりそうです
この活動を発信しているもんで
私が『レムリアの扉』を開けまわって旅していると思われることがあるのですが
私は扉開けられないんすよ
前述のとおり、各扉の鍵の持ち主は私ではない『誰か』なので。
私は鍵持ってないから扉開けられないんです。
ということで、まだどこも扉は開いてません
そんなわけで扉を探している者としては
『すずめの戸締まり』という映画で何が語られているのかは気になるところでして。
映画を観た後でインスタのストーリーズに↑とアップしたのですが
この場合の『わかりすぎてツラかった』は
物語の本筋とは関係ないような部分に共感することが多かった、
その共感部分が生半可ではないというか、自然の摂理を前に改めて無力感を感じて人間としてはツラかった、そんな感じです。
あまり書くとネタバレになってしまうし
そもそも新海監督に私が感じたような意図があったかどうかもわからないので
あくまでも、私が映画から個人的に感じとったメッセージというだけです。
このストーリーズに関していくつかDMをいただきまして（ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ
）
『naoちゃんもお役目がある人だから』というようなお言葉もいただいたのですが
私はお役目と思って生きてないんすよねぇ。。。
ご期待に沿えずごめんなさいね
もちろん、そう思っていただくのは自由ですし、わざわざコメントいただけてありがたいです
でもそのコメントに申し訳なくなってしまうというか
私がストーリーズにアップした『わかりすぎてツラかった』という言葉が
「私（nao）にもお役目があるから、似たような境遇がわかりすぎる」という意味で捉えられたのなら、私の言葉不足です。ごめんなさい。
『わかりすぎてツラかった』の言葉の意図は先に述べたとおりです。
私自身はお役目があると思って生きてないし、
そもそも、お役目って言葉自体に私は違和感を感じてたりします。
人がこの世に生まれたことには意味があって、誰にも役割がある
みえない世界と接していて、私はそう学びました。
誰の命にも役割はあるので、お役目という言葉を使うなら、誰にもお役目があるということ。
ただ、いかんせんスピリチュアル界（笑）では
お役目と言うと『選ばれし者』的な特別感が漂うのを感じます。
お役目という言葉が『選ばれし者』という意味で使われているのなら、
私は「それは不思議なこって」と違和感を感じるのです。
なのであえて『お役目』という言葉は使わず、『役割』という言葉を使い、
そのたびに
「役割は誰にでもあるもの」とくどいくらいに言っています
『すずめの戸締まり』には、後ろ戸と呼ばれる災いがやってくる扉を閉じる『閉じ師』という人が出てきます。
閉じ師は代々続く家業であって、本人には将来なりたい職業が別にある。
なりたい職業に就いて、家業も続けると。（閉じ師では食べていけないと言ってました）
私は映画を観ていて、閉じ師の方々から『お役目』というような印象は感じなかったです。（お役目という言葉もでてきません）
『閉じ師』のことは、その言葉のとおり家業として受けいれているのだろうなという印象です。
いい意味で気負いも感じられないし、拗らせた正義感みたいなものも感じない。
とても自然に感じました。
映画の中で主人公の鈴芽（すずめ）ちゃんが閉じ師の草太さんに
「（閉じ師は）大事な仕事なのに」と言うと
草太さんは「大事な仕事は、人からは見えない方がいいんだ」と答えます。
もうこれが答えだと思う
鈴芽ちゃんの気持ちもわかります。
閉じ師はときに命の危険さえ伴うことですし。
でも、草太さんの言葉のとおりだと思うんです。
大事なことって見えないから大事なのだと思うんです
役割は誰にでもありますが、その内容は人によってさまざま。
閉じ師が役割の人もいれば
地球を遊ぶことが役割の人もいる。
自分の役割が『地球を遊ぶこと』だったら
「そんな当たり前のことが役割なの？！」と思います？
地味で目立たない、つまらない役割だと思います？
そう思うと、閉じ師という役割はとても特別に思えるかもしれません。
私がやっているようなことも特別なことのように思われるかもしれません。
でも、それは人間の世界の価値観に当てはめた人間の都合なだけなんです。
本来、それぞれの役割に優劣はないんです。
人間が「私もかっこいい役割がいい！」と勝手にのたまっておるだけなんです
そして、人間の世界では大事な役割ほど見えない方がいいのだと思います。
そういう現実があることを私も知っています。
だから、これが答えだと思うんですよね。
ということは
目立つかどうか、影響力があるかどうかは置いておいて
私のようにバンバンに発信している役割など『大事なこと』ではないのですよ
だから、私自身『お役目』などとは思ってもいないし
役割としても暇つぶしみたいなものだと思っています。
人生は暇つぶしって言うじゃないですか。
人生においては恋愛も暇つぶしのひとつとかって。
恋愛のことをお役目とかって言います？（笑）
私にとっては扉を探す旅も恋愛も同じようなもの。
でも、恋愛そのものは素晴らしいですよね。
自分の役割も素晴らしいものだとは思っているけれど、
恋愛と同じく大騒ぎするようなことではないとも思っています。
ちなみに映画の中で
草太さんが「大事な仕事は、人からは見えない方がいいんだ」と答えるシーンは
物語の中でとても自然に流れていきます。（印象に残るシーンではないというか）
私はこの言葉に反応しましたが
『すずめの戸締まり』という映画は、観る人によってどんな捉え方もできる映画なのではないかなと思います。
観る人の心の角度によって見える真実が違ってくる
観る人にとってわかりやすく、多くの人に共感を得る映画も素晴らしいですが
観る人によって真実が違ってくる映画というのは、みえない世界と似ているなぁと感じました
最後に、私がこの映画を観た直後に思った正直な感想は
「この映画観た人同士でスピリチュアル解説会したい！」でした
「あのシーンのアレはああいう意味だよね」とか
「あれはアレに置き換えられてるよね」とか。
少なくとも、私にはそういうことが見え隠れする映画でした 心の角度なのでね、あくまでも私の見え方です。
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