三男坊と一緒に、トイストーリー5を見てきました。
もうすぐ成人だというのに、一緒に映画を見てくれる
息子に感謝です笑
トイストーリーは、長男がまだ小さかった頃に、
DVDで観て大好きになった映画の一つです。
おかげでうちには、ウッディやら、バズやら、スリンキーやらがいます。
今回はおもちゃの世界に「デバイス」が登場して、
子どもたちがおもちゃには見向きもしなくなった世界が
描かれていました。
本当にタイムリーに、今必要なことを
感じさせてくれる映画だったなぁと思っています。
興味ある方は、ぜひ、映画館でご覧になってくださいね。
遊びってなんだろう?
さて、今日お伝えしたいのは、
映画の話ではなく、
映画を見ながら私が考えたこと。
「遊び」ってなんだろう?ということ。
についてです。
映画の中では、
子どもがおもちゃで遊ぶのではなく、
デバイスを使って遊ぶことに夢中になっていました。
どちらも同じ「遊ぶ」という言葉が使われますが、
遊びの意味はだいぶ違うなぁと感じました。
おもちゃで遊ぶ
おもちゃは、日によって与えられる「役」が異なり、
いろんな役割を持ちます。
いわゆる「ごっこ遊び」というものです。
本当にはそうでないものを、
そうだと見立てて、空想を膨らませ、
ストーリーを作り上げること。
これが、おもちゃを使った「遊び」です。
お母さんに怒られた翌日、
子どもは、自分がお母さんになって、赤ちゃんに見立てたおもちゃを叱りつけたり、
お母さんに見立てたおもちゃを、お父さん役のおもちゃが叱りつけたりね、
そういう「空想のストーリー」を通して、
子どもは自分のこころと対話をしたり、
落ち着けたり、感情を表現したり、とにかく、
色々な「こころの働き」を育てています。
子どもが「主体」となって、空想(ファンタジー)を操ること。
遊びとは、そういう意味を持った、
子どもにとってはれっきとした、成長のための勉強のような物です。
デバイスで遊ぶ
それが、デバイスになると、
遊んでいるのは子ども自身でも、
その空想(ファンタジー)の主体は、子どもではありません。
そのデバイスの中のゲームやらアプリやらSNSを作ったその人の
欲求や願望があり、その人の空想(ファンタジー)の中で、
私たちは、「遊ばされる」ことになります。
もちろん、ごっこ遊びでも、誰かと一緒にやる時には、
仲間の空想(ファンタジー)に巻き込まれることはあるのですが、
それでもそこでは、双方向のやり取りがあり、
相手のファンタジーと自分のファンタジーが混ざり合って
新しいファンタジーがつくられていきます。
この、自分が主体となって空想(ファンタジー)を楽しむという
「遊び」。
これが、本当に少なくなってしまっているんだなぁということを
映画を見ながらつくづくと感じたのです。
空想を楽しむ力が、心の力を育む
空想を楽しむ力。
ファンタジーの中で、気持ちを落ち着けていく力は、
実はとても大切な力です。
空想の中で、気持ちを落ち着けることができると、
それを抑圧して押さえ込んでしまうこともなく、
それを実際に行動に移してしまうこともなく、
現実と、自分自身との間に
うまく折り合いをつけていくことができるようになります。
子どもの頃に、遊びを通して、そういう自分の心の
折り合いの付け方を体得しておくことは
大人になってからの心にも、きっと、影響が出るんじゃないかしら?
と思うのです。
「遊び」は、
ゲームだって、アプリだって遊びではあるけれど、
個が主体となる「遊び」は
やはり消えずに、子どもたちの中に残り続けて欲しいなぁ
空想するって、
人間ができる、本当に素晴らしいことだよなぁ
そう、
思った映画でした。
大人の私たちも、空想してみよう!
カウンセリングの中でも「空想」はよく使います。
イメージの中で、
腹が立つ相手をアンパーンチして、バイバイキンしたり。
自分の中にある感情を、何か別のものに見立てて表現したり。
過去の自分に起こった出来事を、映画の一場面のようにみながら、振り返って行ったり。
そして、この、自分が主体となって空想を操るというやり方は、
人間だからこそできることなんだよなぁと思うのです。
大人になると、空想なんて子供っぽいと思ったり、
現実的ではない、理論的ではないと思ってしまいがちですが、
やはり、空想にはパワーがあると思うのです。
大人になっても、空想は心を助けてくれる力になります。
ですから、私のセルフケアの中でも、空想を活用しています。
「落とす」ステップでは、空想のストーリーで気持ちをスッキリさせたりします。
そのやり方は、本の中にもワークとして書いていますので、
ぜひ、興味のある方は読んでみてくださいね。
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